Instagramがトレンドや場所の検索機能追加でニュースっぽくなる

次の記事

Googleの新しい医療用ウェアラブルは、患者データを常時監視する


Instagramには、世界中で起きているほとんどのことがリアルタイムで流れている。今回、Explore(検索)タブが改良され、新しいコンテンツが公開された。トレンドタグ、トレンドの場所、キュレートしたコンテンツと新しい場所検索機能が追加された。父の日やコーチェラ・フェスティバルの写真を見たり、次の旅行先を探したり、Instagramのチームが選ぶ重要トピックに関するコンテンツを見ることができる。

Twitterと彼らが買収したPeriscopeは、リアルタイムメディアの分野を独占しようと世界中で起きている面白いことをユーザーが共有できるようにした。しかし3億人のユーザーと、毎日7000万もの写真がアップロードされているInstagramはTwitterより大きい。Instagramは美しい写真以上のものになり、ユーザーが世界中とつながる窓になるかもしれない。

この新しいExploreタブは、今日からアメリカ市場に向けて公開されるが、他の地域での公開はまだだ。しかし、今日から世界中のユーザーも人、タグ、場所を一つの検索ボックスから探すことができるようになる。

1-Explore_Trending_Tag_Places

Instagramは最初Popularタブを製作し、その後2012年に 検索機能と統合してExploreタブとした。そのコンテンツの多くは、美しい夕日や建築物の写真で、遠くの世界であり、匿名のものが多かった。昨年からInstagramは、Exploreタブのパーソナライズ を始め、ユーザーがフォローする人が多く「いいね!」している写真や動画を表示していた。しかし、毎日7000万の写真や動画がアップロードされているにも関わらず、リアルタイムのポテンシャルを発揮できていなかった。

Instagramのチームは、以前から特定のトレンドのトピックのコンテンツをキュレートしていた。New York Timesに掲載された、暴風雪をもたらしたJunoストームを捉えた9枚の写真もその一例だ。この機能の実装によりアメリカのユーザーは、バルティモアでの抗議活動やネパール大地震などのトピックに関連する写真や動画を瞬時に探すことができる。

「お祭りやコンサートなどを見たりすることもできますし、更に重要なのは、例えば洪水の後に人が土のうを積んでいる様子なども見ることができるようになることです。彼らが体験していることをより身近に感じることができ、見ている人を被写体の空間に連れて行きます」とInstagramのプロジェクトマネージャーを務めるBlake Barneは、今回のデザイン変更について話した。

3-Search_Top_Places

最も目を引くのは、Exploreの上部に拡張されたトレンドセクションだ。ここでは、ハッシュタグやユーザーが登録した位置情報を元に、リアルタイムでトレンドのトピックに関するコレクションが表示される。例えば、NBAファイナルやボナルー・フェスティバルいった最近開催された音楽イベントの写真などだ。ユーザーはイベントにタグを付けるか、Instagramでチェックインすると、トレンドのコンテンツがページ上部に表示される。

1-Explore_Trending_Tag_Places

MeerkatやPeriscopeといったアプリでのライブストリーミングも同様にリアルタイムで行われるイベントをユーザーの目線で、より深く伝えるのが目標だ。しかし、そのコンテンツの多くは、ニュース速報ではなく、冷蔵庫の中を覗いていたり、何かを話している場面であることも多い。

Barnesはトレンドの話題が焦点であり、ライブストリーミングには進出しないと話していた。しかし、既にとても多くのコンテンツ提供者と聴取を抱えているこのプラットフォームなら、彼らを力を借り、ライブストリーミングの分野を制圧することも可能だろう。

今のところ、InstagramのチームがExploreページの上部のコレクションを定期的に更新するという。また、この新しいExploreページのトレンドトピックの機能は、現在アメリカ国内でしか利用できないが、新機能の「最終調整」を近いうちに終えた後、全ユーザーに提供するとInstagramは伝えた。

Instagramにはまだ「近所」で撮影された写真や動画を簡単に検索する方法がない。トレンドの場所を見て異国の気分を味わうことができるだろうし、トレンドを追うことも魅力的だ。しかし、私たちは身近で起きていることとの感情的なつながりを求めるものだ。今日の更新で、Instagramはテレポーテーションの機能を提供するが、ユーザーの自宅付近のコンテンツを集めて見ることができるようにすることも有益なことだろう。

[原文へ]

(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter