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7月15日に注目―Amazonが創立20週年を祝うプライムデーで日本を含む世界9ヵ国で一大バーゲン

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アメリカでクリスマス商戦の幕開けとなる11月末のブラック・フライデーだが、去年はこの1日にオンラインだけで15億ドルもの売上があった。アメリカの小売業者にとってもっとも重要な日だ。しかしAmazonが発表したプライム・デーがブラック・フライデーからその地位を奪うかもしれない。

今やeコマースを代表する世界的大企業となったAmazonは来る7月15日に創立20周年を祝って世界9ヵ国(アメリカ、イギリス、スペイン、日本、イタリー、ドイツ、フランス、カナダ、オーストリア)のプライム会員向けの一大バーゲンを開催すると発表した。

Amazonプライム担当副社長のGreg Greeleyが発表したプレスリリースによれば、「プライムデーは当日一日かぎりのイベントで、ブラック・フライデーを上回る多数の商品のバーゲンが提供される」という。Amazonが昨年のブラック・フライデーに行ったバーゲンを割引の総額で上回るという意味のなのか、またプライムデーを今後毎年開催するのか、われわれはAmazon1にメールで問い合わせ中だ。

Amazonがブラック・フライデーとサイバー・マンデーに与えた巨大な影響を考えると、「ブラック・フライデーを上回る」というAmazonの意気込みには大いに期待が持てる。ブラック・フライデーとサイバー・マンデー(それぞれ感謝祭開けの金曜、月曜)ではAmazonは8000万種類の商品に割引を行った。しかもこの一大バーゲンは感謝祭の1週間前からスタートし、eコマースと現実店舗のライバルに大きなプレッシャーをかけた。

今回Amazonがプライムデーを実施するのが単に誕生日を祝うためでないのはもちろんだ。Amazonはそれまでの赤字続きから2014年第4四半期に2億1400万ドルの黒字へと劇的に転換した。その黒字化に大きく貢献したのがプライム会員の増加による会費収入だった。

こうしたバーゲンのおかげで プライム会員の会費の値上げは波乱なく受け入れられた。 またAmazonはDashボタンやインスタント配送などプライム会員向けの新しいサービスも提供を始めている。プライムデーは、さらに多くの消費者に99ドルの会費を払わせる(少なくとも1ヶ月の無料試用に参加させる)よう説得するよい機会になるに違いない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+