Googleの360度、全方位型映画アプリ「Spotlight Stories」がiOSにも登場

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Google Spotlight Storiesは、没入的な360型のアニメ映画を視聴するモバイルアプリで、2011年にGoogleが買収するまで、Motorolaが開発していたものだ。今回新たにiOS端末用のアプリが登場した。アプリはGoogle初のコンシューマー向けの物語を伝えるモバイルフォーマットとして2013年秋からAndroid端末で提供していた。

アプリは主にエンターテイメント用だ。コンテンツは3Dや2Dのアニメーション映画で、360度全方位の「映画品質」の映像、全方位の音響、そして「センサーにより一体化する技術」とGoogleが説明する技術を用いている。簡単に言えば、視聴者は体や端末を動かすことで、アニメーションのコンテンツを違う方向から見たり、別の部分を見ることができるということだ。

アプリはジャイロスコープや加速度計といった端末のセンサーを活用して没入的な視聴体験を可能にしている。しかし、エンドユーザーがこのような映画を自身で作成するための機能などは現状提供していない。

Spotlight Storiesが登場した時から提供されている映画の中には、Pixarの元映画製作者が作成した「Windy Days」という映画がある。Androidアプリが登場した際に、Moto Xの端末に登場したものだ。他にもAndroidで視聴できるコンテンツはiOSアプリでも視聴できる。

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アプリではGlen Keaneの「Duet」、ATAPの「Buggy Night」と 「The Fast and the Furious」の監督のJustin Linが製作した「Help」などの映画を視聴できる。気になる点は、後者の映画は他のものとは違い「期間限定で無料」と記されていることだ。つまりGoogleは、今後映画コンテンツをこのサービスを介して販売する予定であることを示唆している。

このようなアーティスティックなミニ映画を作るテクノロジーはMotorola Mobility’s Advanced Technology And Products (ATAP)のmoonshot部門で開発されていて、Googleは買収後も開発投資を続けた。このアプリは元々Motorolaの端末(Moto Xなど)向けに製作されていたため、ローンチ時には多種多様なAndroid端末全てに対応していなかった。まだ利用できないAndroid端末もあり、Google PlayのSpotlight Storiesには「全てのスマートフォンに対応していない」と表示されている。

しかし、新しくリリースされたiOSはiOS8.0以降の全ての端末で利用できるとGoogleは示している。

アプリは iTunesから無料でダウンロードできる。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter