ライブストリーミングのPeriscope、秘かにApple TVアプリを開発中

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Periscopeは新しいApple TV向けにアプリを開発していると、複数の情報源が伝えている。ユーザーはTwitterのPeriscopeアプりから配信するライブストリームをテレビで見ることができる。Twitterに買収されたこのスタートアップのウェブサイトがPeriscope.tvであることを考えると、これは新時代の到来かもしれない。

明日(米国時間9/9)Appleはセットトップボックス、Apple TVのアップグレード版を発表し、Apple TV App Storeにはサードパーティーデベロッパーのアプリが並ぶとBuzzFeed Newsが昨日報じた。ゲームは、iOS上に作られたApple TVプラットフォームの大きな焦点になる予定で、それを支える新しい多機能リモコンにはモーションコントロールも入ると9to5Macは言っている。しかし、Apple TVプラットフォームは他にも数多くの体験を可能にする。アプリはまだ殆ど出てきていないが、情報筋によればPeriscopeがその一つだという。

アプリの正確な機能はまだ確認できていないが、ストリーミングの視聴が中心である可能性は高い。Periscopeは、6月にビデオをウェブで再生できるようにしたが配信機能はなく、Apple TVも同じかもしれない。Periscopeは1月にTwitterに買収され、4月にモバイル版一過性ライブストリーミングアプリを公開した。現在同アプリには1000万人の登録ユーザーがいて1日の総視聴時間は40年に相当するとCEO Kayvon Beykpourが最近ストリーム上で話した。

Apple TV版Periscopeの具体的な発表日あるいは公開日はわかっていない。TwitterとPeriscopeは本誌の問い合わせに回答していない。アプリは明日のAppleのキーノートで、Apple TVソフトウェア開発キットの可能性を見せるために披露されるかもしれない。Appleは、これで何が作れるかのアイデアを示すことでデベロッパーの心を揺さぶろうとしている。

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目的は2種類の差別化だ。

Appleは、Apple TVにAmazonやRoku等他のセットトップボックスにできない何かをやらせたがっている。それは、同じiOSの動いているiPhoneやiPadにあるハンドオフやマルチ画面等の機能を、デベロッパーに活用してもらうことを意味している。

もう一つ、Appleは未来のリビングルームを定義するべく、デベロッパーにはデスクトップやモバイルのアプリをテレビに移植する以上の何かを求めている。ずっと大きなワイド画面、バッテリーに依存しない強力なハードウェア、高速通信回線、およびタッチと音声入力が可能な万能コントローラーは、いずれもアプリ開発者に新たな機会を提供する。

Periscope Broadcastsうまくやれば、Apple TVプラットフォームには伝統的ヒデオコンテンツの消費を大きく変える可能性がある。ゲーム、ニュース、ソーシャル、その他あらゆる分野でテレビのルネサンスを見られるかもしれなj

魅惑的なサードパーティー体験はApple TVハードウェアの販売を促進する。そうやって視聴者を育てていくことによって、Appleは来たるべきAppleライブインターネットTVサービスに従来のケーブルコンテンツを取り込む交渉を有利に進められる。Bloomberg Businessは、AppleのTVサービスが2016年に延期されたと報じており、理由は交渉の遅れだとしている。

もしPeriscopeがライブストリーミングアプリをApple TVプラットフォームに載せることによって、数だけでなくその価値も拡張することができれば、他のソーシャルデベロッパーがテレビに手を出すきっかけになるかもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook