Facebook、「知り合いかも?」の判定に位置情報は使っていないと主張

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Facebookは、あなたの位置情報に基づいて友達を薦めているのか? その答は日々変わっているように思える。

昨日(米国時間6/29)Fusionは、Facebookが位置データを使って友達を薦めていると報じ、それが不幸なプライバシー事故につながりかねないことを指摘した。ユーザーは、匿名であるべき状況を暴露される可能性がある(例えば、アルコール依存者更生会で知り合った人を薦めたり、公共交通機関でいやらしい目を向ける観察者に、あなたを紹介するかもしれない)。記事は単なる憶測ではなかった ― Facebook広報はFusionに対し、位置データが友達の推薦に寄与していることを認めた。

しかし、Facebookが前言を翻し、位置情報に基づく友達推奨はして〈いない〉と言い出してから、ことはややこしくなった。この話は後に再び変わり、Facebookは昨年、少人数のグループを対象に都市レベルの位置データに基づく友達の推奨を実験していたが、プロジェクトは終了したと説明した。

これはシリコンバレー企業としては稀な広報の失態だ。いったい何が起きたのか? そして、友達の推奨は実際どのような行われているのか?

Facebookの言い分は、位置情報に基づく推奨の実験が広報チームを混乱させ、誤った情報をFusionに伝える結果になった、というものだ。もちろん、皮相的な見方もある。Facebookは実際に位置情報を友達推奨に使っていたが、セキュリティー専門家がこのやり方をNSAの監視方法と比較し、 FacebookがFTCと結んだ合意に反する恐れがあると指摘したので撤回したとするもの。

われわれは、友達推奨に関する秘密のレシピを知らないので、どうやって推奨が行われているか正確にはわからない。Facebookは、位置データは断じて材料に入っていない、と主張している。

「われわれは位置データ、例えば端末の位置やユーザーがプロフィールに載せた位置情報を『知り合いかも』の推奨に使ってはいない」とFacebookの広報担当者がTechCrunchに伝えた。「共通する友達や職場、学歴情報、参加しているネットワーク、インポートした連絡先、その他の要素に基づいて人を紹介することはある」

陰謀論を固く信じている人でも、Facebookが「知り合いかも?」の表示に都市単位より細かい位置情報を使っていない、とわかれば少しは安心するだろう。しかし、友達推奨に使われる「その他の要素」とは一体なんなのか。それは永遠の謎だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook