AWSのElastic File Systemが正式運用に(一部地域のみ)

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一年以上前、AmazonのAWSクラウドコンピューティング部門は、Amazon Elastic File System (EFS)をベータ公開すると発表した

既にAWSは、様々なクラウドストレージサービスを、S3、Glacier、Elastic Block Store等の製品として提供しているが、EFSの背景にある考え方は、AWSユーザーに多くの企業が使用している企業内ストレージサーバーと同等の機能を持つ、シンプルなストレージシステムをAmazonクラウドのEC2インスタンス向けに提供することだ。

「多くのAWSユーザーから、スケーラブルで管理しやすいファイルストレージの要望を受けている」とAWSのチーフエバンジャリスト、Jeff Barrが今日の発表で言った。「顧客の中には、数多くのウェブサーバーやコンテンツ管理システムを使って、共通ネームスペースや企業の部門別ファイル構造を活用しているところもある。あるいは、HPCビッグデータアプリケーションを使って、巨大ファイルを数多く作成、処理、削除しているために、ストレージの容量やスループットの要件が時と共に大きく変化する企業もある」。

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EFSは、ファイルに必要にストレージに応じて自動的に規模を拡大縮小する。標準のNFSv4プロトコルを使用しているため、殆どの既存アプリが利用できるはずだ。Amazonによると、ストレージ量に上限はなく、標準あるいは “max I/O” の2種類の性能モードがある。後者は高速スループットに最適化されている代わりに、ファイル操作の遅延が大きくなることがある。

現在同サービスは、AWSの米国東および西地区、ならびにEU(アイルランド)地区で利用できる。料金は、データ1ギガバイト当たり、米国地区で月額0.30ドル、アイルランドで0.33ドルだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook