PAM
pollen

複数の素材を最高40μの解像度でプリントするプロ用3DプリンターPam、9000ドルで予約販売中

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Pollenの新しい3Dプリンターは、市場への参入がやや遅すぎたかもしれないが、その不利に負けないだけの価値はありそうだ。そのプロ向けの機種Pamは、40μまでの高い解像度を誇り、しかも4種類の素材をミックスしてさまざまな性質のオブジェクトを作れる。いわばラグジュアリー仕様の3Dプリンターだ。

たとえばPamでは、レンズ付きのサングラスをプリントできる。複雑なプロトタイプを作ったり、ファッションショー用の小物、半透明のランプ、なども作れる。剛体、軟体、撓(たわ)むものなど、物性もさまざまだ。

プリントされたものを、いろいろ見たが、たしかにこれまでの平均的な3Dプリンターよりずっと良い。使用できる素材は、熱可塑性樹脂、シリコン、各種複合素材、充填用の素材など、さまざまだ。このほか天然繊維やカーボン、金属粒なども使える。最大温度は350°Cだ。

PamをWi-FiまたはEthernetに接続して、Webブラウザーからコントロールする。プリントを行うソフトウェアはプリンター本体にあるから、コンピューターと接続する必要はない。オブジェクトをリモートでプリントすることもできる。

  1. material-capsules.jpg

  2. case_studies.jpg

  3. pam-printhead.jpg

  4. pam-dark.jpg

  5. pam-materials.jpg

  6. eyewear-carbon-wood.jpg

  7. pam-capsules.jpg

  8. pam.jpg

  9. surf-fin.jpg

発売予定は2017年4月だが、でも同社はすでに数社の企業と、複数台納入の契約を結んでいるようだ。それらの企業は、製品の実際の製造ラインで3Dプリンターを使う気らしい。

Kickstarterで資金を集めるようなレベルの3Dプリンターではなく、本格的な企業利用を想定した機種、と言えるだろう。

今、9000ドル(8000ユーロ)で予約を受け付けている(送料と付加価値税は別途)。でも発売開始後のお値段は、これらの倍になる予定だ。プロ用の3Dプリンターだから、こんなもんだろう。ニッチの高級機として、けっこう売れそうな気がする。

CrunchBaseの同社ページ

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))