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Google、動画ストリーミングとマネタイズのためのプラットフォームAnvatoを買収

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スマートニュースが38億円を調達、累計調達額は91億円に

Googleは、動画と中継ビジネスのテクノロジー面を強化している。Googleは本日Anvatoを買収したことを発表した。Anvatoでは動画の暗号化、編集、パブリッシュが可能で、プラットフォームに捉われない動画配信プラットフォームを提供している。AnvatoはGoogleのCloud Platformチームに加入し、彼らのテクノロジーはGoogleの「スケール可能なメディア処理とワークフローをクラウドで実現する」ための助けになるとGoogleは伝える。

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Anvatoのテクノロジーを使い、NBCUniversal、MSNBC、CBS、Univision、HGTV、Bravo、Fox Sportsなどを含むカスタマーは、クラウドでライブストリームクラウド上での動画編集、広告の挿入や視聴ごとの課金、TV Everywhere(どこでも、いつでもテレビ視聴が可能なサービス形態)、サブスクリプション課金ができるようになる。Anvatoは動画配信からマネタイズまで一貫したサービスを提供している。Googleのプラットフォームでは今のところ提供していないサービスだ。

「OTT(インターネット経由の動画視聴)が急激に普及したことを受け、Cloud PlatformとAnvatoのチームは手を組み、メディアやエンターテイメント業界のビジネスが自社の動画インフラにおける取り組みをスケールさせ、高品質な動画配信、ライブ動画、オンデマンドコンテンツをどの端末を利用するコンシューマーにも届けるクラウドソリューションを構築します。スマホ、タブレット、インターネット接続テレビのどれにも対応します」とGoogleのシニア・プロダクト・マネージャーを務めるBelwadi Srikanthは本日の声明で伝える。

同様にAnvatoのチームもこの買収について、自社のテクノロジーと「Google Cloud Platformのスケールと力を組み合わせることで、OTTとモバイル動画に関して業界で最良のサービスを提供します」と伝えている。

Crunchbaseによると、Anvatoは2007年のローンチ以来、255万ドルを調達している。Googleはこの買収案件について買収額は開示していない。

この買収で、Googleは明らかに、メディア企業が自社のCloud Platformを利用する選択肢に含めるようにしたい考えであることが分かる。これまで、アニメショーンのレンダリングやプラットフォーム上で特殊効果を使用したい配信事業者以外に訴求できる要素が少なかった。

競合となるMicrosoftは、Azure Media Servicesで配信事業者にツールを一揃え提供している。一方でAmazonは、 メディア向けに特化したサービスを提供している。また、Anvatoのエンドツーエンドのソリューションに似たサービスを提供するElementalを所有している。ElementalはESPN、HBO、BBCといったカスタマーを抱えているし、AmazonはNetflixのサービスの大部分をホストしていることが知られている。

Googleは、次の数ヶ月内にAnvatoのツールの統合に関して発表していくという。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website