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自動運転

Mobileye、Teslaへの供給は現行のEyeQ3プロセッサで終了

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26日朝の四半期収支報告で、自動運転技術企業のMobileEyeは、現在Teslaの車両で使用され、Teslaの運転支援自走技術を可能にする画像分析インテリジェンスを提供しているEyeQ3プロセッサ以降のTeslaとの協力関係を延長しないと発表した。

同報告においてMobileyeのCTOを務めるAmnon Shashua氏は、Teslaの自動車で使用されているEyeQ3の性能改善に関しては同社が引き続きTeslaと協業していくことを説明し、直接言及こそしなかったものの、明らかに先日起きた自動運転時の死亡事故を念頭にMobileyeの技術安全性に関する評判に関する懸念を示した。提携関係の終了を申し入れたのが、Mobileye側なのかTesla側なのかは明らかにされていない。

Shashua氏は、さらにMobileyeは真の自主性を実現するには、クライアントがサポートやサービスを購入する「通常のサプライヤーとしての関係」を超えることが必要であり、自動車メーカーとMobileyeのような自立した技術企業との真のパートナーシップが必要である、と述べた。

「EyeQ3の出荷は今後しばらくは継続し、長い期間にわたる可能性もあります」とShashua氏は報告会の中で説明した。「自動運転の将来のためにリソース配分を決定した結果、今回の決定に至ったのです」

報告会では、アナリストがShashua氏に対し、協力関係の解消を申し入れたのがどちら側だったかを問いかける一幕もあったが、同氏は当初の発表以上の情報の公開を避け、Mobileyeが今後開発を進めないことを決定した旨を繰り返したのみだった。Mobileyeはまた、Teslaの事業は全体的な同社の収益に占める割合で収支において「重大な影響を及ぼさない」とした。

TeslaのMusk会長と自動運転の独立エンジニアでGeohotの名で知られるGeorge Hotz氏が、Teslaが独自の自動運転供給スタックを開発するのを支援するべくHotz氏が同社に加わるというEメールを交わしたという報道と考え合わせると、協力関係がどのように破たんしたのかが具体的に示されなかったという事実は興味深い。TechCrunchでは、Teslaに対してMobileyeとの提携関係の終焉に関して問い合わせ中であり、詳細が判明し次第追加情報を公開する予定だ。

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(翻訳:Nakabayashi)