高齢化社会
転倒予測

センサーで高齢者の転倒を予測する

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転倒は酷い出来事だ。それは高齢者に恢復できない被害をもたらし、そして転倒への恐れが、高齢者の動きを劇的に減らしてしまい、不幸な悪循環へと陥らせてしまう。このたびミズーリ大学の、Sinclair看護学校とエンジニアリングカレッジの研究成果によって、介護者が被介護者の転倒を最大3週間前に予測し、必要になる前にケアと援助を用意できるようになった。

システムはウェアラブルではなく、カメラを使って歩行速度と歩幅を評価する。研究者たちが発見したのは「歩行速度が毎秒5センチ遅くなると、その次の3週間で転倒する可能性が86.3%あること」である。さらに、歩幅が短くなることで「次の3週間で転倒する可能性が50.6%に及ぶこと」も分かった。これらの2つのデータを使って、介護者は手に負えなくなる前に、用意をすることができる。
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「高齢化という言葉が、成人である彼または彼女が突然独立性を失うこと、を意味するべきではありません」と、看護学の名誉教授であるMarilyn Rantzは語る。「しかしながら、多くの高齢者にとって転倒のリスクは、どれだけ長い期間独立したままでいることができるかに影響します。ある人に転倒のリスクがあることを予測することができれば、介護者に必要なケアを行わせ、高齢者が可能な限り長く独立していられることを助けることができます。

チームはミズリー州コロンビアの老人ホームTigerPlaceに彼らのシステムを設置している。その場所の周りにセンサーを設置し、「不規則な動きが検出されたとき」電子メールの警告が送られるようになっている。これはインテリジェントなテクノロジーの偉大な利用法のひとつであり、ウェアラブルを必要とせず、完全に受動的な目立たないシステムである。

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(翻訳:Sako)

Featured Image: Thanasis Zovoilis/Getty Images