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SpaceXのFalcon 9、爆発の原因はヘリウムタンクの亀裂か

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SpaceX社は、9月1日のFalcon 9ロケットの爆発を引き起こした原因の可能性についていくつかの答を得たようだ。ロケットは、発射台上で発射前準備を行っている最中に爆発した。負傷者はいなかったが、SpaceX社は原因の特定に苦労していて、これまでにほんの僅かの情報しか公表されていなかった。

本日、SpaceX社の更新されたブログ記事では、SpaceX、FAA、NASAそして空軍によろ合同調査の結果、第二段ロケットの液体酸素タンクの一部であり液体燃料ロケットの設計の重要な部分である、極低温ヘリウムシステムに起きた亀裂が、おそらく原因であろうと指摘している。これが意味することは、1つには、このエラーは、2015年のCRS-7 Falcon 9が上昇中に爆発した例とは関係していないということである(SpaceX社の発表による)。

これは良いニュースである。発射システム自身を除けば、LC-40(問題の発射台)は爆発全体からは相対的に影響を受けていないように見えるからである。SpaceX社によれば、発射台自身の制御システムと同様に、近くの支援施設や建物は「そのまま」で「良い動作状態」に保たれているということである。

一方、SpaceX社はまた、そのホーソン工場本社における製造および生産チームや施設が調査の結果「無罪放免となった」と語っている。これは、新しいロケットとコンポーネントの生産に向けて、ビジネスが通常通り継続されることを意味している。

調査チームは、上述したヘリウムシステムを原因として特定したが、亀裂が始まった原因を調査する必要はまだ残されている。SpaceX社は、打ち上げ業務に戻る時期を11月と予想していると述べているが、調査の結論はまだ保留中である。

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(翻訳:Sako)