ユナイテッド、コンプレックス系メディア「ハゲラボ」など運営のゴローを8.1億円で子会社化——評価額13.5億円で60%の株式を取得

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オンラインプログラミング講座事業を手掛けるキラメックス、iOSアプリの課金プラットフォーム事業を手掛けるSmarpriseと、スタートアップを立て続けに子会社化してきたユナイテッドがまた新たなスタートアップを自社のポートフォリオに加えたようだ。

ユナイテッドは9月29日、スマートフォン向けのアドテク事業やコンテンツ事業を展開するゴローを子会社することを取締役会で決議したと発表した。ユナイテッドはゴローの株式3527株(所有割合は60%、ゴロー代表の花房弘也氏が所有する残り40%の株式は議決権のない種類株に転換するため、議決権ベースではユナイテッドが100%になる)を取得する。取得額は8億1067万円、株式の所有割合を100%で換算すれば約13億5000万円の評価がなされたことになる。なおゴローはこれまでサイバーエージェントおよびEast Venturesからの資金を調達している。両者の株式はユナイテッドが譲受する60%の株式に含まれる(所有割合はサイバーエージェントが18.7%、イーストベンチャーズが13.1%)。

ゴローの設立は2014年1月。当初は複数ファッションECサイトを一括で閲覧し購入できるアプリ「melo」を提供していたが、その後ピボット。現在は薄毛対策・治療に特化したメディア「ハゲラボ」などを運営している。

ユナイテッドはゴローの子会社化に関するリリースの中で、「収益性の高い個人の悩み解決型のニッチなウェブメディアを複数手掛け、足元順調に事業を拡大しております。今後、当社グループの持つ人材などの経営資源をゴローに積極的に投入し、既存メディアを継続的に拡大するとともに、新規メディアも積極的に立ち上げ、その成長スピードを上げてまいります」としている。

実は最近、こういったニッチでコンプレックスに関わるような領域のメディアが成長しているという話を聞く機会が増えている。ディー・エヌ・エーが提供する「WELQ」やドウゲンザッカーバーグが提供する「NICOLY」なんかもそうだろう。怪しいアフィリエイト目的のサイトが乱立していたような領域に対して、これまでとは異なるアプローチをする新興メディアが続々生まれているということだろうか(ただし中には情報の不正確さなどをブログやソーシャルメディア上で指摘されているケースもあるようだが)。