Teslaが自宅から勤務先まで自動運転―ドライブの一部始終をビデオで見られる

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Teslaは水曜日の夜、本日以降製造される全てのTesla車は、自動運転に必要なハードウェアを最初から搭載すると発表した。ただし自動運転に必要なソフトの発表は先になる。また自動運転でアメリカを横断する野心的なデモも2017年に実施が計画されている。

もちろんTeslaはこれに先立って社内でのテストを進めており、上のビデオではTesla車がユーザーの自宅を出発して都市部、高速道路を経由して勤務先までナビゲーションも含む完全自動運転でドライブする様子が映されている。

このTesla車は自分でガレージを出て、市内を抜け、高速を乗り降りし、Tesla本社に到着し、所定の場所に駐車する。人間のドライバーが運転席に座っているがこれは安全規則を遵守するためだという(カリフォルニア州の法律では市街地の道路では人間が運転席にいることが要求される)。この間、道を横断する歩行者の手前で一時停止するなどしている。Tesla車は最後まで人力を借りず、「運転者」を無事に目的地で降ろした後、自動で縦列駐車している。Teslaのファウンダー、CEOのイーロン・マスクは「この車は障害者専用スペースに駐車するのを避けている。ここに駐車するには許可証が必要だが、Tesla車は自分が許可証を持っていないことを認識しているからだ」とツイートした。

初期段階の実験とはいえ、大いに注目される。Teslaの自動運転システムは市街地という困難な道路事情に対応してみせた。高速道路の自動運転は比較的容易だ。道路は直線区間が多く、信号や標識に従って不規則に停止する必要もほとんどない。ブラインドコーナーも歩行者も存在しない。ところが市街地ではそうした不規則で困難な状況が満載だ。 自動運転ソフトウェアにとっては非常にハードな挑戦となる。

このTeslaが出荷されればオーナーは自動車をスマートフォンのアプリでアイコンをタップして車を「呼ぶ」ことができるようになるとマスクは語った。このTeslaソフトウェアはたとえオーナーがアメリカ大陸の反対側にいても自動運転でTesla車を呼び寄せることができるという。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+