Snapchat、大型IPOを秘かに申請(ロイター発)

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Snapchatは来年初めの上場を目指して秘かにIPO申請していた。Reutersの報道による。

ここ数年、IPOを正式発表するよりずっと早く、秘密裡に申請する会社が増えてきた。そうすることでSEC(証券取引委員会)が申請を受けてから、書類を公開して業界ウォッチャーや投資家が精査するまでの時間がとれる。これはIPOが特別に差し迫っていることを意味するのではなく ― Snapchatの上場は以前報道されたように早くて3月 ― 上場のそぶりを示す意味はある。

年間売上10億ドル未満の会社は非公開でSECに申請できることがJOBS法で定められている。

以上を踏まえると、SnapchatのIPOは大方の予想通りの時期にやってきそうだ。同社の一日当たりアクティブユーザー数は1.5億人で、マーケティングにとって最も魅力ある広告プラットフォームとして急速に注目を浴びている。大統領選挙後、Facebookをはじめとする他のプラットフォームが虚偽のニュースが横行していると厳しい視線にさらされていることも、Snapchatにつけ入るチャンスを与えている。

既にSnapchatは、2017年の売上目標を最大10億ドルに置いていることが、TechCrunchの入手したリーク文書からわかった。同文書によると今年は2.5億ドルから3.5億ドルの売上と予測している。一方でPinterestのように事前の予測を達成できないプラットフォームもあり、Facebookは広告比率が上限に達し、成長が止まりつつあることを投資家に伝えている。いずれもSnapchatに宣伝費を獲得る機会があることを意味しており、投資家から見た価値はさらに高くなるだろう。

The Wall Street Journalによると、Snapchatが申請書類を提出したのは大統領選挙前だった。しかし選挙後のニュースを見る限り、Snapchatが既存ユーザーの信頼を把み続け、既存ネットワークからもユーザーを奪うことができれば、投資家へのアピールもいっそう高まるだろう。記事によると評価額は200億ドルから250億ドルと予測されている。

以前の報道によるとSnapchatはIPOで最大40億ドル、時価総額250~350億ドルの調達を目指していた。これは今年5月の資金調達ラウンドで18億ドルを得た時の2倍に相当する企業価値だ。こうした話題は、投資家の興味を探り興奮をかき立てるためのよくある戦術だが、どうやら事態は正式なものになるつつあるようだ。

Snapchatの担当者はコメントを拒んでいる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook