ザッカーバーグ、Facebookはメディアだと認める―ビデオ対談でフェイク・ニュース対策を約束

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今日(米国時間12/21)、マーク・ザッカーバーグはCOOのシェリル・サンドバーグとライブビデオで対話し、Facebookの役割についての考えを語った。ザッカーバーグはフェイク(捏造)ニュースと戦うチームの努力を全面的にバックアップすることを約束した。Facebookでは当初、フェイク・ニュースに関するザッカーバーグの反応を物足りないと感じた社員もいたようだ。

「Facebookは新しいタイプのプラットフォームだ。われわれは伝統的な意味のテクノロジー企業ではない」とザッカーバーグは先週自分が述べた言葉を繰り返した。これはFacebookがサードパーティーの力を借りて フェイク・ニュースをチェックするできるようプロダクトのアップデートを発表したときに語った言葉だ。しかし今回はさらに一歩進んで、「われわれは伝統的な意味でのメディア企業でもない。われわれは新しいテクノロジーを開発するが、同時にそのテクノロジーの使われ方についても責任を持たねばならないと感じている」と述べた。

これはザッカーバーグがFacebookはやはりある種のメディア企業であることを示唆したことになるだろう。ただし伝統的なメディア企業と異なるのはコンテンツを自ら作成するわけではないという点だ。

Facebookを伝統的なニュースメディアと比較するなら、記事を投稿するユーザーは記者にあたり、どの記事が表示されるか、どのような扱いを受けるかを決めるニュースフィードのアルゴリズムが編集部にあたる。一方で記事を書く基準やコミュニティーのあり方を決めるFacebookのトップも編集部だろう。警察が人を射った記事とかヌードが写っていても歴史的に価値がある写真など議論を呼びそうな記事の扱い方を決め、場合によっては記事に対して掲載を拒否することもある。

Facebookはある面ではテクノロジー企業としてアルゴリズムを決定するが、他方ではメディア企業として編集方針の策定から個別記事の掲載の可否まで編集権を行使しなければならない。

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ビデオの後の方で、ザッカーバーグは「2016年を振り返って、社員の真剣さを誇りに思う」と述べているが、フェイク・ニュースという問題が表面化した当初、ザッカーバーグは重視にさほど乗り気でないように見えた。

そのためBuzzFeedの11月14日のSheera Frenkelの記事にあるように、「反乱軍」的な社員のグループが結成された。11月18日になるとザッカーバーグもスタンスを変え、フェイク・ニュース対策に本腰を入れるようになった。ザッカーバーグはフェイク・ニュースをFacebookに対する重大な脅威とみなし、先週になって、いくつかの対策をl実行に移した

ザッカーバーグの発言の関連部分は下記のとおり。 【略】

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+