感情理解

BaiduとKFCのスマートレストランは、客の顔を見ただけで最適メニューをおすすめする

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Baiduがその最新技術を、奇抜なやり方で披露している。その一つがKFC China(そう、あのフライドチキンのKFCだ)とのパートナーシップで、“中国のGoogle”と呼ばれることもあるこの巨大検索企業は、北京に開店したKFCの“スマートレストラン”にその技術を提供した。どういう技術かというと、顧客の顔を認識して、その年齢や性別、表情などから、おすすめメニューを提案するのだ。

そのレストランにはテーブルの上のステッカーによる拡張現実(AR)ゲームもあるが、こちらは北京の300店すべてにある。顔認識は、当面このお店だけだ。Baiduは同じくKFCとのパートナーシップにより、上海に別のタイプのスマートレストランのパイロット店を開いたことがある。こちらは、自然言語で対話できるロボットが、お客様の注文を承(うけたまわ)る、というものだ。

どちらの技術にも共通しているのは、お客が何かを言う前からロボットがおすすめメニューを推察することだ。画像認識機能を持つハードウェアが顧客の顔をスキャンして、感情や気分を推察し、性別などそのほかの情報も推量して、おすすめメニューを提案する。Baiduのプレスリリースは、たとえば“20代前半の男性”には、ランチに“クリスピーチキンハンバーガーとローストチキンウィングとコーク”をおすすめし、50代の女性の朝食には、“中華粥と豆乳”をおすすめする、と言っている。

顧客はシステムのおすすめを気に入らないかもしれないが、でもそれはあくまでも、ご提案だ。システムには記憶機能があるので、リピート顧客にはこれまでのお気に入りを提案する。ファストフード店に認識目的のために自分の顔の画像があり、過去の注文履歴のデータもある、と考えると、あまり気分は良くないだろうが、でもアメリカのケンタッキー店に比べるとKFC Chinaは、レストランとしてずっとましだ。

これは一つのレストランと一つのテクノロジー企業がアイデアをいじくっているにすぎないが、もっと一般化してほしいと思う人も少なくないだろう。そう、ファストフード店へ行くたびに、毎回いちいちメニューを告げるのは、かったるい場合があるからね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))