ニュース

無人自動車の次にくるのは、当然に無人の飛行機

次の記事

小売店はスタートアップのマインドを取り入れよ

Airbusは、「空飛ぶ車」について本気に取り組んでいる。AirbusのCEOであるTom Endersによれば(via Reuters)、同社は1人乗り無人操縦機のプロトタイプを年内にも飛ばす予定にしているのだそうだ。Airbusは、Project Vahanaという社内プロジェクトにて無人の垂直離着陸機(VTOL)を開発しており、都市交通の新たな可能性を探っている。

このプロジェクトについてAirbusは「実現に向けて検討中」の旨を、ミュンヘンで開催中のDLDカンファレンスにて述べてもいる。都市部の渋滞緩和のためにもプロダクトの個別輸送と、個人向けのエアタクシーが非常に有望であるとしている。都市のあり方を変えうる変化であるとのことだ。

Vahanaプロジェクトでは、2021年までに短距離飛行を実現したいと考えている。そのために、プロトタイプのテストを年内にも実現したい考えだ。以前に発表されたタイムラインでも、実際の機種に近いプロトタイプの飛行実験を2017年中に実現したいとしており、そのときからテストに向けてのタイムスケジュールに変更はないということであるようだ。

無人飛行機には4つのローターが搭載される予定で、垂直離着陸のために自在にポジションを変更できるようになる予定だ。地上輸送手段と比較して環境にやさしいものとなることを意識して、効率性と経済性を意識してデザインは検討されている。

空飛ぶ自動車は、昔から言及されているものの、いまだにSFの世界のものであるようだ。しかしAirbusは、技術の進化に伴い、自らが創造できる未来について意識を向け始めたようだ。進化した技術と、そして積み重ねてきた経験を組み合わせることにより、空飛ぶ自動車のようなものも実現可能であると考えたようなのだ。そこに自動運転の可能性や、加えて電気駆動を組み合わせる未来も描いているらしい。

プロダクトは今のところ画餅に過ぎない。しかしAirbusが何を成し遂げたのかについては、この年末にも確認することができそうだ。ただし、プロトタイプが完璧に動作するとして、その時点での障害はやはり法律ということになりそうだ。無人の交通手段(自動車でもそうだが、さらに飛行する手段となると!)で人を輸送することについては、法的な制限が多い。利用者および行政が受け入れるかどうかも、大きな問題とはなるだろう。

原文へ

(翻訳:Maeda, H