開きすぎのタブをユーザーに代わって断捨離――モバイルブラウザ「Smooz」が新機能

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長らくイノベーションの起こっていないブラウジング体験をモバイルで革新しようという野心的な日本発のブラウザ「Smooz」を提供するアスツールが、またちょっと興味深い新機能を打ち出してきた。検索好き、情報収集好きならピンと来るだろう「タブの開きすぎ」問題を解決するものだ。

Smoozは次々とタブを開くのが容易なUIが特徴だが、便利な反面、タブを開きすぎる問題が起こる。「後で読もう」「消すのが面倒」と言った理由で、気がつくと大量にタブが開いていたりする。ところが実際には24時間以上経過したタブが開かれることはほとんどない。

そこで新バージョンのSmoozでは24時間経過したタブを自動で消す機能を搭載。ダウンロードした標準状態では、この機能自体はオフになっているが、タブが増えてくると「使ってみない?」とサジェストするようになっている。デフォルトは24時間だが、設定によって閾値の時間は変更可能だ。自動で閉じたタブは「タブの管理画面」からいつでも再度アクセスできる。

「部屋の断捨離と同じで、これいつか使うかも……、とちょっとでも思ったら捨てられないという心理はあるので、いつでも復活できますよ、ということを担保した上でどんどん消していきます」(アスツール創業者の加藤雄一氏)。

Smoozは新バージョンで文字認識の機能も搭載して、QRコードを読むのと同様に、スマホカメラを使って固有名詞の文字列やURLを読み取ってアクセスする新機能も搭載している。

アスツールは2016年2月創業で、同年8月にシードラウンドとして1億円のバリュエーションで総額1500万円の資金を調達している。今後のマネタイズとしてSmoozのユニークな機能をパッケージしての有料化を計画している。またこのとき、Smoozをソーシャルでシェアすると有料機能が無料で使えますよ、という形でのバイラル効果も狙っているそうだ。

SmoozはiOS版が提供されていて、2016年にはAppleが選ぶApp Storeのベストアプリとなっている。使い方や基本機能は以前の記事を参考にしてほしい。アスツールはTechCrunch Tokyo 2016スタートアップバトルの登壇企業の1社でもある。