TC Tokyo 2017スタートアップバトル優勝は、ホテル向けの経営分析ツール「ホテル番付」だ!

空代表取締役の松村大貴氏
11月16日、17日で開催中のTechCrunch Tokyo 2017。本日が2日目となるが、その目玉イベントはなんといっても「スタートアップバトル ファイナルラウンド」だ。
昨日、113社が応募した書類審査、そして20社が参加したファーストラウンドを通過した合計6社がファイナリストとして選ばれた。そして今日、ついに優勝企業が決まった。
初日から大盛況で始まったスタートアップバトルの勝者に輝いたのは、ホテル向け経営分析ツールの「ホテル番付」を提供する空だった。スクリーンの前にいるTechCrunch Japan読者も、ぜひ優勝した空に、そして出場したすべてのスタートアップに拍手を送って頂きたいと思う。それだけ彼らは必死に闘ったのだ。
現在、会場では表彰式が行なわれている。各スポンサー賞の受賞企業が決まり次第、この記事をアップデートしていく予定なので、後ほどチェックいただきたい(2017年11月19日、アップデート終了)。
受賞企業一覧
株式会社空: 優勝
ホテル経営者向けに無料の経営分析ツール「ホテル番付」を開発。すでに運営中のホテル経営者向け料金設定サービス「MagicPrice」と合わせて、業界の価格最適化を進める。
株式会社東京ロケット: 審査員特別賞、engage Award、さくらインターネット賞
建設業における職人の労働環境をITの力で解決する「助太刀くん」を運営。職人が職種と居住地を入力すれば条件にあった現場情報が届くほか、勤怠管理やペイメントサービスを提供する。
ディライテッド株式会社:東急電鉄賞
内線電話を使わないクラウド型受付システム「RECEPTIONIST」を運営。iPadとメッセージングサービスなどを連携することで、内線での取次をなくすシステムを開発。
ecbo株式会社:ぐるなび賞
「荷物を預けたい人」と「荷物を預かる空きスペースを提供する店舗」とをつなぐ荷物預かりシェアリングサービス「ecbo cloak」を運営。
株式会社justInCase:AWS賞、FUJITSU MetaArc AWARD、GLOBAL BRAIN AWARD
テクノロジーで保険の無駄を省くInsurTech。必要な時に必要なだけ加入できる保険サービス「justInCase」にて、新しい保険のかたちを提案。
株式会社scouty:日本マイクロソフト賞、IBM BlueHub全力サポート賞、Jooto AWARD BY PR TIMES
AIヘッドハンティングサービス。技術系質問投稿サイト、イベント登録サイト、SNSなどから優れた人材の情報を自動的に収集し、最適なタイミングでヘッドハンティングができる。
株式会社スクルー:PwC Japan Group INFINITY Award、ファンコミュニケーションズ賞
子供向けの習い事を月額定額制で提供するマーケットプレイス「スクルー」を運営。スポーツ、音楽、武道、芸術、プログラミングなど30種以上の習い事を体験することができる。
株式会社Voicy:バンダイナムコ賞
パソコンやスマートフォンのアプリ向けの音声放送プラットフォーム「Voicy」を提供。現在は約25の新聞や雑誌の情報を音声で流しており、AIスピーカーとの連携なども進める。なおVoicyはファーストラウンドにおいて来場者投票で1位となってファイナルラウンドに進出している。
FunLife株式会社:ビー・エム・ダブリュー賞
ミラーとAR技術とモーションセンシング技術を用いた、スポーツトレーニングプラットフォーム「ARC Mirror」を開発。鏡にコーチの映像や3Dモーションデータを投影したトレーニングを実現。