読者に本を最適に届ける出版プラットフォーム――幻冬舎とCAMPFIREが共同出資会社を設立へ

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左から幻冬舎代表取締役社長 見城徹氏、CAMPFIRE代表取締役社長 家入一真氏

本日、幻冬舎とクラウドファンディングプラットフォームを提供するCAMPFIREは共同出資会社、「株式会社エクソダス」を設立することを発表した。エクソダスは20181月末に設立予定で、クラウドパブリッシング事業を提供する。出版比率は幻冬舎 50%、CAMPFIRE 50%だ。エクソダスの取締役会長に幻冬舎 代表取締役社長の見城徹氏、代表取締役社長にはCAMPFIRE 代表取締役社長の家入一真氏が就任する。

近年、雑誌の休刊が相次ぐなど出版不況が浮き彫りとなっている。先日、共同通信社が伝えたところによると、今年の出版物の推定販売金額はピークだった1996年の約52%まで縮小する見通しだ。

こうした出版不況の背景にあるのは、若者の活字離れではなく、「本の情報が的確に届かない、欲しい本があってもすぐ買えない」ことにあるとエクソダスは考えている。エクソダスは、あらゆる人々が利用できる出版プラットフォームを提供することで、本というコンテンツを多くの読者に最適に届けられるようにしたい考えだ。

両社はプレスリリースで以下のようにコメントしている。

一般のユーザーから、フリーライターなどの個人事業主、さらに出版社や編集プロダクションなどの出版を営む企業まで、あらゆる人々にご利用いただける新時代の出版プラットフォームを提供します。

持ち込まれた出版アイデアをもとにCAMPFIREがこれまでに培ってきたクラウドファンディングのノウハウを使い、さらにそこに幻冬舎の企画力や編集力、宣伝力を掛け合わせることで、全く新しい出版のモデルを構築します。

幻冬舎にとってインターネット企業との協業はこれが初めてではない。20174月にはニュース共有サービス「NewsPicks」と協業し、書籍レーベル「NewsPicks Book」を創刊している。