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ARMのCEO Simon SegarsのSpectre/Meltdown観、そしてIoTのセキュリティについて

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今年のCESは、SpectreとMeltdownに呪われていた。会場内の会話のほとんどが、どこかで必ず、この話題に触れていた。なにしろCESだから、われわれが会う人の数も多く、そしてその中にはこの問題に近い人も多い。今回はその一人、ARMのCEO Simon Segarsに、本誌TechCrunchのブースまで来ていただいて、その対応策などについてうかがった。

また、IoTやAIなど、同社の今後の大きなビジネス機会についてもお話を聞いた。同社の設計をベースとするチップはすでに1200億あまりのデバイスで使われているが、次のフロンティアである新しい技術分野は、さらに大きな機会を同社にもたらす。“IoTの普及により、数億どころか兆のオーダーのコネクテッドデバイスが出現する”、とSegarsは語る。

SpectreとMeltdownに関しては、その脆弱性の公表により、あらためて、今日の世界に膨大な量のマイクロプロセッサーがあることが人びとの意識にのぼった。しかしSegarsが強調するのは、この脆弱性が一部の高性能なチップに限られていること。彼によると、ARMがライセンスし、過去に販売されたチップのわずか5%が、危険にさらされるだけだ。

Segarsが今回明言できなかったのは、ハードウェアとソフトウェアのベンダーが今リリースしているパッチによって、ARMにとっての性能低下は起きるのか、という点だ。“率直に言って、それを言うのはまだ早すぎる”、とSegarsは述べる。“それは、ユースケース次第という面がとても大きいだろう…つまりアプリケーション次第、ということだ”。

しかし彼は、一部のハイパフォーマンスなユースケースではペナルティがありえる、と考えている。“しかしそんな場合でも、Webの閲覧やメールのような一般的なユースケース、そしてモバイルデバイス上の膨大な量のユースケースでは、誰も違いに気づかないだろう”、という。

インタビューの全体を、下のビデオでご覧いただける。

画像提供: Tomohiro Ohsumi/Getty Images



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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa