Googleが検索結果ページのスニペット(ミニ情報)を拡張して多義的な質問にも対応

次の記事

ニンテンドースイッチ、改良版の計画は当面なしとの噂。ネットワーク機能の追加や新周辺機器投入でユーザー層を拡大

数年前からGoogleの検索結果の最上部に強調スニペット(featured snippets)という小さなコラムが出て、そこにWebページからの情報が“お急ぎ回答”として表示されることがある。そこに今度からは、質問の意図がGoogleにとって明確でなかったような場合に、複数の答が表示されるようになった(下図)。

Googleはブログの記事で、いろんな意味に解釈できる質問がある、と説明している。たとえば下図の、“garden needs full sun?”(庭は完全な太陽を必要とするか?)という質問は、“完全な陽光を必要とする庭の植物は何か?”とか、“どれくらいなら完全な太陽と言えるか?”など、いろんな意味に取れる。Googleの今度の多面的強調スニペット(multifaceted featured snippets)では、これら両方の質問の答が表示される。

この機能は当初、複数の意味に取れる質問だけを対象とする。たとえば“tooth pain after a filling”(詰めものの後の歯痛)は、「歯痛の理由を知りたい」と「どれぐらい長く痛むか」の意味に取れる。

しかしGoogleの計画では、今後この多面的強調スニペットのカバー範囲を広げ、ガイダンス(指導)を求める質問にも対応する。このタイプの質問では、複数のいろんな要素について答が求められている。たとえば、“is it worth fixing my foundation?”(私の財団を立て直す価値があるか)という質問には、コストやそのプロジェクトの所要期間、仕事のやり方、財務への影響など、いろんな知りたいことが含まれている。こんな質問にも、将来の多面的強調スニペットは答えていく。

スニペットに関する実験は今年1年をかけて行い、カバー対象を広げていく、とGoogleは言っている。

スニペットは、必ず役に立つとは限らない。今年初めにGoogleはこの機能を手直しして、間違いや偏りを減らす努力をした。それは、思わず笑ってしまうほどありえない情報や正しくない情報が多い、と指摘されたからだ。たとえば、“women are evil”(女性は悪である)とか、Obama was planning a coup(オバマはクーデターを計画していた)などだ。Googleは問題の修復について詳しく述べたとき、このことを認めた。

Googleによると、珍しい質問や瑣末な質問では権威ある結果が得られないことがある、という。そして十分な情報が得られないときは、やや近い答を使ってしまう。するとそれらは、間違った答に見えてしまう。同社は、検索の質の格付けシステムを変え、スニペットのアルゴリズムを改良することによって、これら二つの問題に対応した。そのときGoogleは、今回の多面的スニペットの近々のローンチを予告した

スニペットの今回の変更によってGoogleは、不正な情報を載せる同じ間違いを犯さないことを期待している。もしも、おかしな結果などをGoogleにフィードバックしたければ、検索結果のページにあるフィードバックリンクから提出してほしい、とGoogleは言っている。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa