Bitcoinが10%暴落。ハッカーがBinanceのAPIキーを不正使用か

次の記事

医師と患者を繋ぐSNS「メディカルケアステーション」運営がKDDIなどから約10億円を調達、医療IoTなど推進

仮想通貨コミュニティーにまたまたジェットコースターの日がやってきた。わずか数分の間に、bitcoinの価格は1万0740ドルから9690ドルへと下落した。10.8%のダウンだ。

例によって、実際何が起きているのかを知ることは容易ではない。しかし、少なくともある会社はつらい一日を過ごしている。仮想通貨交換所のBinanceは不審な動きをいくつか発見し、出金業務を一時停止した。

Binanceは最大級規模の交換所のひとつだ。CoinMarketCapによると、有名仮想通貨の取引高でみた交換所のトップ4に名を連ねている。

クラッシュの直前、多くの人々がViacoinに関して極めて異常な動きを察知した。BinanceではViacoinsの膨大な買い注文が発生した。そのわずか数分後、Viacoinの時価総額は6400万ドルから1億5900万ドルに跳ね上がった。

Binanceが調査したところ未承認の売り注文を発見した。「一部のユーザーの資金に問題が起きているという報告を受け調査している。担当者は問題を認識しており現在調査を進めている」と同社がRedditに書いた。「現時点で確認されている被害者はAPIキー(取引きボットなどが使用する)を登録しているユーザーだけだ。Binanceのプラットフォームが不正使用された形跡はない」

このことからどこかのサードパーティーサービスまたはアプリが不正使用された可能性が高い。そのアプリのユーザーはBinanceアカウントの管理にAPIキーを使っていた。ハッカーは同時に注文を発行するボットを作っていたのかもしれない。

Binanceチームは出金を停止したが、すでに遅かったかもしれない。また、そのハッカーは別の交換所でViacoinを大量に保有していた可能性もある。Binanceで価格操作をした直後に大量のViacoinsを売り抜けたことが考えられる。

いずれのケースをとっても、セキュリティーが仮想通貨の大きな問題であることが再認識された。所有するコインは交換所に預けてはいけない。ハードウェアウォレットか、プライベートキーを自分で管理できるウォレットを使うべきだ。

情報開示:筆者は様々な仮想通貨を少量ずつ保有している。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook