日商120万円超えのアパレルEC、女性向け動画メディアの「PATRA」が1.3億円を調達

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InstagramとYouTubeを中心に展開する女性向けの動画メディア「PATRA」とアパレルブランド「mellowneon by PATRA」を運営するChotchy(3月下旬に社名をPATRAに変更予定)。同社は3月15日、グローバル・ブレイン、SMBCベンチャーキャピタル、個人投資家を引受先とする第三者割当増資により、総額約1.3億円を調達したことを明らかにした。

PATRAではメイクやファッションに関する動画コンテンツをアプリを含む複数のプラットフォームで展開。Instagramアカウントのフォロワーは8万人、YouTubeチャンネルの登録者数は5万人を超えていて、1コンテンツあたりのリーチユーザー数は約15万人に上る。

1月にはオンライン販売に特化するセレクトアパレルブランドのmellowneon by PATRAも開始。インフルエンサーとのコラボ商品なども展開、3月には日商120万円を突破したという。

同社ではPATRAで培ったマーケティングノウハウを活用し、複数の自社ブランドを中心としたコマース事業を展開していく方針。「今後は動画やライブ配信を活用した既存のコマースとは違う体験を提供していくことで新しいEコマースの可能性を広げてまいります」としている。

【3月15日17時15分 追記】Chotchy代表取締役の海鋒健太氏に話を聞けたので追記する。

PATRAは2016年8月の開始。もともとは動画版「グノシー」を作ろうというところからはじまったが、当時は動画の流通量が今ほど多くなく自社で作成する必要があったためPATRAを始めたという。特にInstagramとYoutubeを中心に成長したため、分散型メディアを主要事業に転換して事業を継続してきた。

その過程で特にInstagramの運用ノウハウやインフルエンサーとのリレーションを構築。それをコマースに展開したのがmellowneonだ。現在は毎月20点程度の商品が追加されていて、インフルエンサーとのコラボも進んでいるという。

コラボの仕組みは2つ。mellowneonなどの自社ブランド商品をセレクトしてもらう「一部参加型」と、インフルエンサーがブランドプロデューサーとしてブランドを展開する「全参加型」がある。後者ではPATRAが仕入れ、精算、発送、CSを担当。インフルエンサーは商品選定やデザイン、PRを担う。この枠組みで夏までに第1号ブランドのリリースを目指しているという。

「元々PATRAは動画メディアとして始まったこともあり、社内に映像制作チームもいる。今後は動画メディアと絡めたECの形を作っていき、ブランド・メディアを全て垂直統合した『ガールズトレンド』という縦軸で事業を進めていく」(海鋒氏)