アプリ
ポッドキャスト

AnchorがiPad用のポッドキャスト作成と編集アプリを提供

次の記事

VirusTotalは、アンチウイルスの「誤判定」からデベロッパーを守る

今年初めにポッドキャスト制作プラットフォームとして再スタートしたAnchor が、本日(米国時間6月19日)よりモバイル版ポッドキャスティングツールの提供をiPad上で開始した。これまで提供していたiPhone版と同様に、iPad版のAnchorを使用すれば、ポッドキャストの録音と編集を行い、iTunesやGoogle Playミュージックを含むどこにでも配信することができる。新しいアプリは、タッチベースの編集にもカスタマイズされており、ドラッグ&ドロップやマルチタスクといったiPad固有の機能も利用している。

同社はもともと、短時間のオーディオに注力していたが、最近ではモバイル機器ですぐに使用できる使いやすいツールを使用すれば、ポッドキャスターたちの増え続けるリスナーたちに、より上手く対応することができることに気が付いた。

iPhone版のAnchorでは、音声を録音したり、友達と一緒に録音したり、Podcastに音声メッセージを挿入したり、音楽やトランジションを簡単に追加することが、ボタンタップで可能だ。iPadアプリはこれに、いくつかのアップグレードと調整を加えた、類似のツールセットを提供している。

始める際には外部マイクを、ライトニングポートに、直接もしくはライトニング=USBアダプタを介して接続して使うこともできる。

他のアプリからAnchorに、音声ファイルをアップロードしたりドラッグ&ドロップして、エピソードビルダーで使用することもできる。たとえば、GarageBandから音楽を取り込んだり、ボイスメモを追加したり、Dropboxのようなクラウドストレージサイトに保存された他のオーディオファイルをインポートしたりすることができるのだ。

またこのアプリはマルチタスクもサポートしているため、メモを開いたまま録音を行うこともできる。

初心者やアマチュアのポッドキャスターでも簡単に使える、万人向けのタッチベースのコントロールを使用して、iPad上の音声ファイルを直接編集することもできる。

このコントロールを使用すれば、ポッドキャストの先頭と最後を切り詰めることができるので、間違った出だしや、その他の雑音などの問題を取り除くことができる。また、トランジション、ボイスメッセージ、音楽、その他のオーディオを挿入するために、音声クリップを分割することも可能だ。

ポッドキャストをまとめる際には、クリップを移動したり削除したりすることができる。

現在のポッドキャスティングの人気を考えると、ポッドキャスターのニーズを念頭に置いて作成されたオーディオ編集ツールが、他にまだ存在していないのは驚きだ。

Anchorアプリは、iPadを単に消費だけでなく、コンテンツ制作のために利用するための1つの例である。特にクリエイティブなプロジェクトの編集ツールとしてどのように使えるかを示すための好例となっている。

同社はユーザー数を公表していないが、Sensor Towerによれば、世界中で85万件以上インストールされているという。AnchorがPodcast制作に方針転換をした2月以降の毎月の伸び率は、平均40%という印象的な数字だったと、同社は語っている。

同社は現在調達資金で運営されているため、iPad版のAnchorは、iPhone版と同様に無料で利用できる。しかし長期的な計画としては、Anchorを使うポッドキャスター向けの収益化ツールの提供が考えられている。Anchorはその際に収益の一部を受け取る予定だ。

[原文へ]
(翻訳:sako)