Twitterの暴挙に怒りの声続々

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Twitterは本日(米国時間6月21日)、「サービスとしての信頼と安全」を提供するスタートアップSmyteの買収を発表した。Twitterプラットフォーム上での、いじめ、嫌がらせ、スパム、そしてセキュリティに関する問題により効果的なアプローチを行うことが目的だ。しかし同社はまた、これまでSmyteが提供してきたAPIへのアクセスを、警告なしに即座にシャットダウンした。このためSmyteの既存の顧客たちは新しいサービスに移行する時間をとることができなかった。

この変更により、Smyteの既存顧客たちは立ち往生し、彼ら自身のプラットフォームの安全性に関わる、業務上の問題を抱え込むことになった。

言うまでもなく、多くの人たちがこの状況に満足しておらず、その不満をTwitterに向けて投げかけている。

Smyteのウェブサイトによれば、その顧客には、Indiegogo、GoFundMe、npm、Musical.ly、TaskRabbit、Meetup、OLX、ThredUp、YouNow、99 Designs、Carousell、Zendeskなどが含まれている。こうした有名ブランドたちが、Smyteの機能セットをさまざまな方法で利用して、不正、いじめ、ハラスメント、詐欺、迷惑メール、その他のセキュリティ問題に対処していたのだ。

以前Twitterは、TechCrunchに対して、Smyteの既存顧客に対するビジネスは、徐々に終わらせて行くと説明していた。しかし実際に行われたことは、買収を発表し、実質的にSmyteを停止させ、皆を窮地に追い込むことだった。

影響を受けた人たちからの報告によれば、Smyteはクライアントにほとんど警告することなく、また準備する時間も与えずに、APIへのアクセスを無効にしたという。顧客たちが電話を受けた直後に ―― バーン ―― サービスが消滅したのだ。複数年にわたる契約を結んでいた顧客も存在した。

そして何度も繰り返して言うが、Smyteは虐待や不正を防止するサービスを提供するプロバイダーであり、ビジネスを一晩で中止してしまうようなものとは考えられていなかった。

npmの場合には、これは一部業務停止につながっている。

Twitterはコメントを拒否しているが、影響を受けたSmyteの顧客たちに電話をかけて、新しいサービスプロバイダーへの橋渡しを始めていることがわかった。

このスタートアップがTwitterに買収されることで、既存の顧客に対して打撃を与えたことは、どちらの会社にとっても良い影響を与えていない。特にTwitterが約束した今後の「信頼と安全」を考えると、これは皮肉と言う他はない。

信頼だって?

一体どんな信頼を提供するつもりやら?

 

(訳注:この記事の原題は”Twitter ‘smytes’ customers”というものだが、これは「打撃を与える」という意味の”smite”と会社名の”Smyte”をかけたもの)

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(翻訳:sako)