ソフトバンクのロボット、PepperがニューヨークのHSBC銀行に就職

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オープンソースの持続可能性

今日(米国時間6/26)からHSBC銀行のマンハッタン支店を訪れる人々は愛想のいい人型ロボットの出迎えを受けることになる。フィフス・アベニューのHSBC銀行にはカスタマーサービス要員としてPepperが配置された。 このロボットは近年拡大を続けるSoftbankのロボティクス事業のニューヨークにおける顔となる。

Pepperはもちろん数年前からあちこちで実用に使われており、空港の出迎えからショッピングモールの案内まで便利な雑用係として能力を発揮している。このロボットが日本を出てアメリカで臨時の職に就くことができたのは2016年だった。

人間のスタッフではできないような仕事をこなせるPepperだが、やはり物珍しさが先に立つだろう。HSBCではニューヨーカーに「未来の銀行」を体験してもらう助けとしてPepperを採用したようだ。

HSBC銀行のPablo Sanchezは声明で 「われわれのフラグシップ支店から1キロ以内に200万人以上の人々が住んだり勤務したりしている。フィフス・アベニューを歩く人々の数は毎日何百万にもなる。Pepperはリテール・バンキングでいまだかつてなかった経験を提供するはずだ。『未来の銀行』を開発するわれわれの努力にPepperが役立つものと信ずる。このロボットは支店の業務を効率化するだけでなく、訪れた顧客を楽しませることができる。人間の行員はさらに専門的なレベルの高いカスタマーサービスに専念できる」と述べた。

Pepperはセルフサービス・バンキングに関する情報を提供すると同時にいくつかの分野でベーシックな質問に答えることができる。おっと、それから、いっしょにセルフィーを撮ろうとするとPepperはポーズを決めてくれるそうだ。Pepperがさらに別の支店にも現れるのかどうか現時点では不明だが、声明によれば、「Pepperはここ数ヶ月かけてHSBCの支店における銀行業務を未来化させる一連の努力の一部だ」という。

言うまでもないが、PepperはSoftbankの広汎なロボット戦略の一端を担うプロダクトだ。同社は1年前にAlphabetからBoston Dynamicsを買収している。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+