チャットで旅行の相談・予約ができる「ズボラ旅」が当日予約、宿探しのみのメニューを追加

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お盆休みも終わり、夏休みの思い出を胸に仕事に戻る人が多いことと思うが、まだこれから夏休みで「どこかへ旅行に行きたいけれど、まだどこへ行くか決めてない」あるいは「旅行プランを立てる時間もない」という人もいるだろう。

そんな人にピッタリなのが、漠然とした旅行の相談をLINEチャットで投げかけると、旅行プランを提案し、予約代行までしてくれるサービス「ズボラ旅 by こころから」だ。TechCrunch Japanでも何度か紹介してきたこのサービスに、新しいメニューが加わった。

ズボラ旅のサービスを提供するHotspringが8月16日、新メニューとして正式発表したのは、宿の手配に特化したメニューへの対応と、相談した当日の宿を予約できるサービスだ。

前者は、今までの「行き先が決まっていなくても旅行の相談ができる」というサービス内容から、「日程・行き先は決まっているが宿だけ探してほしい」というニーズを切り出してメニューとしたもの。

「そこまで決められるなら宿も予約すればよいのでは?」とも思うが、これまでの旅の相談では意外と「旅行先は決まっているけれど、どこに泊まったらいいのか」「こんな感じの宿に泊まりたいけど、どこの宿であれば条件を満たせるのか」という声が多かったそうだ。

宿を決めた上で「宿の近くにあるオススメのスポットを教えて」といった相談にも乗ってくれるということなので、メインの行き先は決めた上で、より有意義に旅先を満喫したい、といった時にも役立つかもしれない。

また後者は、これまで一部のユーザーに提供していた相談当日の予約サービスで「今日泊まる場所を探したい」というニーズに応えるもの。

Hotspring代表取締役の有川鴻哉氏によれば「もともとお客さまからご相談があれば当日予約の対応をしていた」とのこと。特に7月にリリースした「コンビニ後払い」への対応後は、多くの相談を受けていたという。

あらためてメニューとして明示した大きな目的は「ズボラ旅の売上を拡大するため」と有川氏は説明。「これまではズボラ旅のビジネスモデルを検証するフェーズとして『成約率』やベースになる『サービスの体験』にフォーカスして改善を繰り返してきたが、それぞれある程度の水準に達したものと判断して、少しずつ『売上』を作るフェーズへと移行することにした」としている。

とはいえ「もちろん利用者が増えても対応が追いつかなければ、売上拡大にはつながらないし、サービスの体験を損なって成約率を下げることにつながりかねない」とも有川氏は述べていて「ビジネス拡大に意識は向けつつ、『サービスの体験』を損ねないように気をつけたい」という。

「むしろ、もっと良い体験にできるように引き続き注力していくつもりです」(有川氏)

新メニューの「宿探しのみ」または「当日予約」を希望するユーザーの新規チャット受付時間は毎日11時〜18時、従来のズボラ旅の受付は毎日12時半〜15時となっている。

ズボラ旅では8月14日から、支払いに利用できるクレジットカードのブランドを、これまでのVISA、MasterCardに加えて、JCB、American Express、Diners Club、Discoverの合計6種類へ拡大済み。

こうしたさまざまな施策もあってか、ズボラ旅の夏休み期間の相談数、平均予約単価は、いずれも伸びているということだ。成約率(CVR)については2ケタ%超、平均予約単価も6月に発表された2万9536円から4万7119円へと大きく上がったという。

有川氏は好調の要因について「夏休みという季節要因だけでなく、新しくメニューを分けたことや、細かなオペレーションの改善、コンビニ後払い決済の導入など、ほかにもあると考える」と述べている。

さらに近日中に新しい取り組みを発表する予定があるというズボラ旅。有川氏は「今回のリリースも含めて、これまではズボラ旅をもっとスムーズに使えるように、もっとたくさんのお客さまが使えるようにするようなオペレーションの改善や機能追加を中心とする内容だった。今後はズボラ旅が旅行領域においてカバーする範囲を拡げるなど、新しい価値を提供することを予定している」として、「もっとたくさんの方に旅行を楽しんでいただくために、有効であると考えられることは何でも実行していくつもり。今後も期待してほしい」とコメントしている。