YouTubeが一連の募金ツールを発表

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本日(米国時間8月30日)YouTubeは、クリエイターとそのファンたちに対して、慈善目的に貢献するためにデザインされた、新しい一連の機能を発表した。これには、新しいチャリティツールと、キャンペーンマッチングツールのベータ版と同時に、YouTubeのSuper Chat serviceのバリエーションである”Super Chat for Good”(善行のためのSUper Chat)が含まれている。

同社の説明によれば、YouTubeクリエイターたちは既に、同社のビデオプラットフォームを使用して、関心のある事柄についての意識を高め、コミュニティを結集させている。こうしたツールの総称であるYouTube Givingの開始によって、クリエイターたちは、ファンたちからの寄付を100万を超える非営利組織に寄付しやすくなるために、より多くの活動が促される。

Fundraisersを使うと、YouTubeクリエイターと認証非営利団体(501(c)(3)非営利団体として登録されているもの)は、YouTube動画の隣に埋め込まれるチャリティキャンペーンを作成できる。

動画の直下には、キャンペーンに貢献できるようにする”Donate”(寄付)ボタンが表示される。YouTubeは、この業務全体と支払いプロセスを処理すると言う。

ベータ版の間この機能は、米国とカナダの小規模なクリエイターたちに展開されている。現在行われているチャリティの1つの例は、動物救助と治療に向けての資金調達を行うHope for Paws Fundraiserによるものだ。

ベータ期間中は、YouTubeがすべての取引手数料を負担し、寄付の100%が非営利団体に届くようにする。

また米国のクリエイターたちに対してベータが公開されたCommunity Fundraisersは、複数のYouTubeたちが共同で同じチャリティを立ち上げられるようにする。ここで設定されている機能は、通常のチャリティに似ていますが、チャリティがすべての参加者の動画に同時に表示されるようにデザインされている。また、コミュニティ全体でどれだけの募金が行われたかも表示する。

これはSt. Jude Children’s Research Hospitalのために、3700万人のゲームのサブスクライバーたちからの寄付を募ろうと、数十のゲームクリエイターたちによる共同チャリティグループによって開始されようとしている。

Campaign Matchingはまだ開始されていないが、ほどなくクリエイターがチャリティを企画できるようにする。そこでは最終的な寄付金額を上げることができるように、他のクリエイター、ブランドそしてビジネスから、マッチング寄付を募ることができる(マッチング寄付とは集まった金額と同額の寄付金を拠出するという誓約のこと。通常上限が設定される)。

マッチング寄付と寄付者が誰かという情報も、この機能の一部として表示される。これは数週間後に登場する予定だとYouTubeは言っている。

もう1つの新しい機能は、YouTubeの既存のSuper Chatシステムを活用する。これによってファンは自分のコメントを強調表示することができる。Super Chat for Goodでは、視聴者のSuper Chat購入の100%が、クリエイターの支援する非営利団体へ寄付される。

YouTubeによれば、コミュニティからのフィードバックを受け取り、今後数カ月間のうちに、その機能をより多くのクリエイターに拡大する予定だという。

オンライン資金調達は、今ではGoFundMe、Kickstarter、Indiegogo、Patreonなどのサイトなどで人気のあるアクティビティだ。Facebookも数年前にこの市場に参入した。2016年中頃にはユーザーがサポートしている非営利団体向けの資金調達を行う機能を展開した、ほどなくこの資金調達ツールセットはライブ配信に拡張され、人びとが行う可能性のある様々な種類の資金調達へと対象が拡大された。

Facebookは、慈善団体向けのものを除いて、これらの募金活動の一部にプラットフォーム使用料を請求している。

YouTubeは、ベータ期間中は料金を請求しないとしているが、ベータ期間が終了したあとの料金プランがどのようなものになるかを話すことは拒否した。

今年は同社は、高まりつつあるFacebook WatchやAmazonのTwitchなどとの競争に対抗するために、クリエイターたちが動画を使ってできることを増やそうとしている。今夏の初めYouTubeは、チャンネルメンバーシップ、商品棚、FameBitを介したマーケティングパートナーシップ、そしてクリエイターにライブストリーミングと事前録画ビデオの中間のサービスを提供する”Premieres”の開始などの、さまざまな機能を導入した

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(翻訳:sako)