仮想フラッシュカード
教育

Quizletの月間アクティブユーザーが5000万人を突破

次の記事

AI作の絵画、約4800万円で落札。予想価格約100万円の「エドモンド・ベラミーの肖像」

米国のほとんどの学生が、デジタルフラッシュカードを作成するためのウェブサイトであるQuizletを使っているか、少なくとも聞いたことがある筈だ。

同社は機械学習を利用して、ユーザーが最も必要としている分野を予測し、3億件のユーザー作成の学習デッキ、地図、チャートなどの学習ツールを学習のために提供している。

2000万ドルの調達からおよそ8ヶ月後、QuizletのCEOであるMatthew Glotzbachは、この新興エデュテックの注目すべき偉業を開示した。1年前は3000万人だった月間アクティブユーザーが、5000万人に達したのである。まだ利益は出せていないものの、収益は1年前に比べて2倍に増えている。

最近の成長の結果、同社はシリコンバレー外の初のオフィスをデンバーに開設した。

「私たちが何かをなし得たとは全く考えることができません。5000万人という数字は、この地球上にいる14億人の学生に比べたら、吹けば飛ぶような割合に過ぎないのですから」とGlotzbachはTechCrunchに語った。「私たちの焦点は、プラットフォームの成長です。私たちがその使命を成功させ続ければ、私たちは最大の学習ブランドになるでしょう」。

同社の歴史はそれなりに長い。2005年に15歳だったAndrew Sutherlandによって創業されたQuizletは、2015年までは完全に自己資金だけで運営されていた。

その成長が本当に始まったのは、直近はYouTubeにいた、経験豊富なエグゼクティブであるGlotzbachが、2016年に指揮をとるようになってからだ。今年初めに、これまでで最大の2000万ドルの資金を調達したことで、同社も発展を遂げることになった。Icon Venturesが主導し、Union Square VenturesやCostanoa Venturesなどが参加したそのラウンドによって、Quizletの資金調達総額は3000万ドルを越えた。

Quizletが仮想フラッシュカードのために2000万ドルを調達【英語】

Glotzbachによれば、その成長の一部は、国際ユーザーに最近焦点を当てていることによるものだと言う。このサイトはずっと世界中からアクセス可能だったが、2016年末まではQuizletが他言語でサービスを提供することはなかった。現在は、15以上の言語で提供されており、同社はその数を積極的に拡大しようとしている。

新しく追加された機能もまた、最近の月間アクティブユーザーの増加に貢献している。今では学生たちは、図表ベースのコンテンツにアクセスできるようになった。このことは、これまで同社の中であまり充実していなかったSTEM教科の展開に役立つ。

Quizletはフリーミアムモデルを採用しているが、パワーユーザー向けに3つのサブスクリプションプランを提供している。年間12ドルのQuizlet Goは、広告がなくモバイルを使ったオフライン学習が可能となる。年間20ドルのQuizlet Plusも同様に広告のない学習体験を提供するが、同時に画像をアップロードしたり、音声を録音したりすることができる。最後に、年間35ドルのQuizlet for Teachersは、教育者たちに対して、学生向け独自教材を作成したり、分析レポートなどのデータへのアクセスを可能にしたりするものだ。

[原文へ]
(翻訳:sako)

画像クレジット: Getty Images