センサー搭載のIoTルアー「スマートルアーα」が登場

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代表取締役社長の岡村雄樹氏が冬の札幌で「4ヵ月間、 1匹も魚が釣れない」という悲しい経験をしたことをきっかけに設立したスタートアップ、スマートルアー。4ヵ月も釣れないほうが逆にスゴいのでは…とは思うが、釣れたほうが楽しいに決まっている。そんなスマートルアーは11月6日、同社いわく“世界初”のIoTルアー「スマートルアーα」を完成させ屋外環境での実証実験を開始したと発表。

スマートルアーαの形状や重さは市販のルアーとほぼ同じだが、中にはセンサーが搭載されている。自然湖や実験水槽でのテストでは加速度や温度、照度などを計測。これまでは高速度カメラのような特殊な機材がなければ確認できなかった“ルアーの詳細な動き”のデータ化に成功している。スマートルアーαに搭載されているセンサーモジュールは低コストでの調達・製造が可能な汎用パーツを使用し、自社開発しているそうだ。

スマートルアーでは、釣りをした日時やルアーをキャストした位置、天候、水温、濁りの状況、ヒットした数などがわかる、ルアーと連動したスマホアプリも開発中だ。ルアーのキャストごとの情報をまとめた画面では、実際にセンシングしたデータを元に、ルアーがどの深さにいたか、どの深さでヒットがあったか、水温や濁りはどうだったかを表示する。

同社は2019年中の製品販売を目標に複数のルアーメーカーと協議を進めている。「キャストするだけで、魚がどんな環境にいて何に反応するのか、データで把握できる」そんなプロダクトを目指しているそうだ。

2017年3月に設立されたスマートルアーは水中環境や気象条件、釣り人の行動をビッグデータ化し、釣り人向け情報サービスを提供するスタートアップ。同社は今回の発表に際し「釣りは、先進諸国だけで7兆円の市場規模があり、1億人が楽しんでいるレジャーですが、これまでは個々人の勘と経験だけが頼りで、“自分で考えて釣る楽しさ”を支える仕組みが不足していました。スマートルアーは、釣り人にとってキーとなる水中環境の把握や釣りの記録の分析を軸に、世界の釣り人をサポートする仕組みを作り上げることをミッションとしています」とコメントしている。

動画もカワイイので気になる方はチェックしてみてほしい。