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Virgin Orbitの747、ロケット吊り下げ飛行に成功――LauncherOne衛星打上システムさらに前進

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Virgin OrbitはLauncherOne発射母機のロケットを吊り下げて飛行することに成功した。これによりVirginグループの宇宙事業は新しい低軌道衛星打ち上げシステムの実現に向けてさらに一歩前進した。

この発射母機はVirgin航空を退役した747-400を改造したものだ。発射母機が翼下に全長21メートルのカーボンファイバー製の2段ロケットを吊り下げて飛行できることが実証された。

Virgin Orbitが来年に予定している実際の衛星打ち上げに向けてこのテストは必須の段階だった。

テスト飛行はカリフォルニア州ロングビーチの Virgin Orbit工場に近いモハーベ・エア・スペースポートで行われた。実際の衛星打ち上げもこのスペースポートが利用される予定だ。

Virgin Orbitのチーフ・テストパイロット、Kelly Latimer空軍中佐(退役)は声明で「今日の飛行は万事順調だった。機上のクルーも地上のスタッフも機体、吊り下げパイロン、ロケットそのものから得られたデータに大いに満足した。コックピットからの感触では機体は信じられないほどスムーズに反応した。シミュレーターで訓練されたとおりの反応だった」と述べた。

同社では、LauncherOneロケット搭載、非搭載、双方の状態で747-400母機の飛行テストをさらに数回続けるという。山場はドロップ・テスト、すなわち747母機(Cosmic Girlと命名されている)からロケットを実際に投下する実験だ。

ドロップテストでは747側システムの状態と共に自由落下状態のロケットの挙動についても詳細なデータを収集する。

 

Virgin Orbitは最近急速に数を増やしつつある低軌道衛星打ち上げを目指す民間企業の一つだ。これにはVirgin Orbitを始め、RocketLab、Relativity Space、ARCA、AstroSpace、Blue Origin、Generation Orbitに加えてロッキード・マーティンやノースロップ・グアマン(Orbital ATK)などの大企業も加わり、巨額の投資が行われている。

画像: Virgin Orbit

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滑川海彦@Facebook Google+