マーク・ザッカーバーグ

‘フェイクニュース’に関する7カ国議会喚問、ザッカーバーグの代わりに副社長出席へ

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Facebookに、オンラインフェイクニュース危機とデータ誤使用スキャンダルについて問いただすため、世界7カ国の議会の代表者22人で構成されるという前例のない国際大委員会は、来週ロンドンで開かれる。

しかしFacebookの創業者マーク・ザッカーバーグは何も答えない。同社はこれまで何回もザッカーバーグが議会で質問に答えることを拒んできた。

その代わり、EMEAポリシーに明るい、ロンドンを拠点とするポリシー担当副社長リチャード・アランが、部屋いっぱいのいらついた議員に対面することになる。

アランは来週、英国議会のデジタル・文化・メディア・スポーツ委員会(DCMS)と、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、アイルランド、ラトビア、シンガポールの議会から選ばれた議員の前で証言する。

実は8カ国の議会が参加する予定だったが、7カ国になったーオーストラリアがロンドンに来れないためだ。

DCMS委員会の広報はFacebookがザッカーバーグ出席の要求を拒否したことを認め、TechCrunchに対し次のように述べた:「委員会はザッカーバーグ氏にビデオでの証言の機会も打診したが、こちらも拒否された。Facebookはポリシーソリューション担当の副社長リチャード・アランの出席を提案し、委員会はこれを受け入れた」。

「委員会はまだ、プライバシー、安全性、セキュリティ、シェアリングにかかる重要な質問に答えるのはマーク・ザッカーバーグが適切だと考えている」と広報は付け加えた。「最近のニューヨークタイムズ紙の調査で、このほどあったデータ流出がFacebook内でどのように対処されたのか、上級のリーダーシップチームがいつデータ流出とロシアの誤情報の拡散を把握したのかといったさらなる疑念が生じている」。

DCMS委員会は、Facebookに一連の大きなデータスキャンダルに関する説明責任を果たさせようと先頭に立ってきて、ここに同様の懸念を抱える世界中の議会が加わった。その懸念の一つは、今年DCMS委員会を忙しくしている、オンライン誤情報の民主主義への影響だ。

DCMS委員会は、Cambridge Analyticaの件が今年4月にグローバル規模の大スキャンダルになって以来、特に忙しい。しかしながら今年、Facebookの悪いニュースはそこでとどまらなかった。


アランの喚問は11月27日午前11時半(GMT)、英国議会で行われる(その様子は英国の議会テレビウェブサイトでライブ配信される予定だ)。

その後記者会見が予定されていて、DCMSによると、7議会の代表が‘インターネットにかかる法律の国際原則’に署名する見込みだ。

この原則は“参加する議会の将来の行動についての宣誓”となるーソーシャルメディア規制に関する国際的な動きと総意を形成する意思を表している。

今夏まとめられたDCMSのフェイクニュース危機に関する予備レポートでは、政府に対し緊急の対応を求めているーここには、民主主義を守るためにソーシャルメディアに課税するという案も含まれている。

しかしながら英国の大臣は行動に移すことはせず、‘様子を見る’という生ぬるい反応しか示していない。国際的な行動を先導するといのが、DCMSのもう一つのアクションプランとなっている。

来週の記者会見で、大委員会のメンバーはアランの喚問後に質問を受け付け、そこではFacebookのごまかし、誤った方向性、質問のはぐらかしについての非難が予想される(Facebookの回避的な態度パターンはすでにDCMSのメンバーに非難されている)。

先週のニューヨーク・タイムズ紙の報道ではまた、フェイクニュース危機に直面した2016年以降のFacebookの戦略を、‘遅い、否定する、ゆがめる’と特徴づけている。

大委員会はまた、他の参考人からも話を聞く。その参考人には、Cambridge Analyticaスキャンダル後に実施された幅広いエコシステム調査について最近レポートを行なったDCMSの前メンバーで、英国の情報コミッショナーであるElizabeth Denhamも含まれる。

Facebookはプラットフォームがどのように使われるのかについて“大きな責任”を負う必要がある、と彼女は述べていて、Facebookがプライバシーを犠牲にするビジネスモデルを徹底的に見直さない限り、ユーザーの信頼を永久に失うことになる、とも警告している。

そのほか、来週の証言者は次の通りだ:副情報委員Steve Wood;セントクリストファー・ネイビスの前首相Denzil L Douglas(Cambridge Analytica/SCL選挙が同国で行なったことに関して);PersonalData.IO共同創業者Paul-Olivier Dehaye。

Dehayeは以前にも委員会で証言しているーFacebookへのデータ主体のアクセス要求をした経験の詳細を語った。Dehayeは、Facebookが持つ自身に関するデータの入手を試みたが失敗に終わっている。

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(翻訳:Mizoguchi)