E Inkが書き込みテクノロジーを発表――JustWriteは安価で消費電力最小

次の記事

オープンソースの貢献者が報われる文化を——報賞金サービス「IssueHunt」運営が1億円を資金調達

電子ペーパーの代名詞となっているE InkがJustWriteという新しいテクノロジーを発表した。ディスプレイは見慣れたモノクロのままだが、書き込みの場合は黒地に白に反転する。

他のE Inkのテクノロジー同様、JustWriteのキーポイントは消費電力が最小で低価格であることだ。低価格化に関しては高価なTFT液晶を使わず、会議室や教室の内壁に普通に用いられている安価な紙状のプラスティック・フィルムををディスプレイに用いている。これにより快適な感触を維持したままほとんど遅延なしに書き込みができる(GIF参照)。E Inkはプレスリリースで次のように述べている。

JustWriteフィルムはE Ink独自の電子インク・テクノロジーを用いることにより E Inkの他の製品同様のメリットを得ている。すなわち、紙によく似た質感、高いコントラスト、バックライトの必要がない反射光表示などだ。JustWriteフィルムはプラスティック製ディスプレイで、極めて強靭で耐久性が高く、軽量かつどんな場所にも用意に脱着できる。これによりさまざまな表面が書き込み可能となることが期待される

このテクノロジーはソニーやreMarkableの書き込み可能な電子書籍リーダーのライバルとなる。ただしE Inkでは従来はまったく書き込みが考えられなかった場所への応用を強く意識しているようだ。JustWriteを用いたプロダクトがいつ、どのような形で市場に投入されるのかは明かされていない。

〔日本版〕Vimeo動画のオリジナルはこちら。このテクノロジーは11月30日に東京でワコムが主催したデジタルインクとデジタル文具のイベント、Connected Ink 2018で公開、デモが行われた。

原文へ

滑川海彦@Facebook Google+