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宅配ドライバーシェアで実現、神奈川と千葉の「魚べい」で出前可能に

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ネット注文可能なフードデリバリーのポータルサイト「出前館」を運営する夢の街創造委員会は、2月25日から神奈川県と千葉県の「魚べい」の2店舗で宅配サービスを始めると発表した。

これらの店舗は宅配担当のスタッフが在籍していないが、出前館がシェアリングデリバリーと呼ぶ方法でサービスを提供する。具体的には、出前館が用意する配達機能を使って出前が可能になる。

今回、シェアリングデリバリーで出前が可能になったのは、寿司レストランチェーンを展開する元気寿司の「魚べい」業態の相模原富士見店(神奈川県)とピアシティ稲毛海岸店(千葉県)の2店舗。配達受付時間は11時~21時。配達料金は300円だが、5000円以上の注文の場合は無料となる。

「Uber Eats」の出前館版、新聞配達員が出前担当に

出前館に注文が入ると、店舗や配達拠点に注文が入り、店舗は指定時間までに注文された料理を調理。それを配達専門の外部スタッフがピックアップして注文者に運ぶ仕組み。一般人がドライバーとなって料理を届ける「Uber Eats」のようだが、配達拠点は新聞販売店などが担っており、新聞配達員がバイクや電動自転車で運ぶ。配達エリアは、出前館のデータベースによって適切に設定されるとのこと。地域の地理に熟知した新聞販売店、新聞配達員が宅配ドライバーとなるため、迅速かつ正確な配達を期待できる。

出前館はシェアリングデリバリーを2017年より本格的に開始しており、現在首都圏や関西、中京、福岡エリアで展開。出前可能な店舗としては、かっぱ寿司(千葉幸町店、松戸店)、日高屋(首都圏10店舗)、ぼてぢゅう(ナンバ店)、餃子の王将(西中島店)などがある。さらにこのシステムを活用して、メガネスーパー(ビジョナリ―ホールディングス)のコンタクトレンズの宅配を首都圏42店舗で手がける。

そのほか、出前館はキャッシュレス決済も進めており、カード決済、Amazon Pay、Apple Payなどで代金を支払える。2018年8月には、キャリア決済とLINE Pay決済にも対応した。

ウェブメディアの影響もあり、新聞の発行部数は右肩下がり。日本新聞協会による2018年の発行部数は一般紙とスポーツ紙を合わせて3990万1576部で、2017年の4212万8189部からは4%減、2000年の5370万8831部と比べると26%も減っている。シェアリングデリバリーは、部数減によって売上が落ちている新聞配達所の新たな収益源になるかもしれない。