ピニンファリーナ
電気自動車

F1レースカーよりも速い、ピニンファリーナの200万ドルEV「バッティスタ」

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ピニンファリーナ・デザインハウス(Pininfarina design house)のDNAを持ち、インドのマヒンドラ(Mahindra)グループが現在所有する、自動車メーカーのブランドであるアウトモービリ・ピニンファリーナ(Automobili Pininfarina)は、今週ジュネーブ国際モーターショーで初の市販車を発表した。そしてそれは派手なお披露目式だった。

車のピニンファリーナ・バッティスタ(Pininfarina Battista)という名前は、デザインハウス創業者であるバッティスタ・“ピニン”・ファリーナ(Battista “Pinin” Farina)の名に由来する。現在のF1レースカーよりも速いモンスター電気自動車だ。0〜100km/hの加速はわずか2秒以下。会場でオートモビリ・ピニンファリーナは、3種のバッティスタ・デザインモデルを展示した。

それらはすべて同じ基本構造を持っている。カーボンファイバーモノコックシャーシ(ボディに統合されていることを意味する)とカーボンファイバーボディだ。この電気ハイパーカーは4つの電気モーター(各車輪に1つずつ)から合計1400kWの出力を引き出す、これは1900馬力かつ2300Nmトルクに相当する。バッティスタの最高速度は時速359km/h以上になるだろう。

120kW時のバッテリーパックはT字型をしており、中央のスペース内と座席の後ろに置かれている。車両の推定航続距離は約451kmになる。だが裕福な所有者が使うことや、この車両の性能を考慮すれば、実際の航続距離はおそらくはるかに短くなるだろう。

そのインテリアの細部は、何百万ドルもする車への期待に応えるものだ。だが、このような車両は徹底的なカスタマイズが可能であることが期待されるし、バッティスタもその例外ではない。Automobili Pininfarina-Grigio

この車は2020年に発売される予定だ。しかし入手は難しい。イタリアのトリノにあるピニンファリーナのSpAアトリエで作られるのは150台だけである。北米、ヨーロッパ、アジアの各主要地域向けにデザインされた各50台が均等に展開される。

同社はバッティスタを、先の8月に開催されたモントレーカーウィーク中に、限られた想定顧客と、TechCrunchを含む一部メディアに披露していた。そのときはPFOというコードネームで呼ばれていたバッティスタは、車にお似合いの豪華な家の中に展示されていた。

イタリアのデザインハウスとして、ピニンファリーナSpAはパートナーシップの長い歴史を持っている。おそらくフェラーリとのパートナーシップが最も有名なものだろう。アウトモービリ・ピニンファリーナも同じアプローチを取っているようだ。メーカーはタイヤではピレリと提携し、そしてクロアチアのハイパーカーならびに電気自動車部品企業であるリマック・アウトモビリ(Rimac Automobili、2018年ポルシェが株式の10%を取得した)とも提携している。リマックはピニンファリーナのバッテリーと動力伝達装置のサプライヤーである。

リマックの名前はハイパーカーとEV愛好家になじみが深いはずだ。2009年にメイト・リマック(Mate Rimac)氏によって設立された同社は、1914馬力のツーシーター電気ハイパーカーを昨年ジュネーブで発表した。

しかし、それは小規模なハイパーカーショップというだけではない。リマックはまた、高性能電気自動車向けに、パワートレインシステムとバッテリーシステムの設計と製造を行っている。同社はすでにルノー、ジャガー、そしてアストンマーティンと仕事をしている。

マヒンドラは2015年にピニンファリーナを約2800万ドルで買収した。さらなる投資を行った3年後、マヒンドラはアウトモービリ・ピニンファリーナの立ち上げを発表した。キャッチフレーズは「ヨーロッパが生み出した新しい長命高級ブランド」である。

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(翻訳:sako)