Synova Life Sciences
Releaf
Taobotics

Y Combinator 2019年冬クラス、Demo Day 1日目のスタートアップ(6)

次の記事

Y Combinator 2019年冬クラス、Demo Day 1日目のスタートアップ(7)

Y Combinator(YC)の企業を抱えた2019年の冬クラスは200社以上が参加し、これまでのYCで最大の規模になった。私たちはその場に参加し、それぞれのクラスの話を聞きながら、見たもののメモを持ち寄った。以下に紹介するのは米国時間3月18日にピッチが行われた86社のスタートアップだ。

Y Combinator 2019年冬クラス、Demo Day 1日目のスタートアップ
・Part 1:パイオニアステージ(1)
・Part 2:パイオニアステージ(2)
・Part 3:パイオニアステージ(3)
・Part 4:パイオニアステージ(4)
・Part 5:ミッションステージ(1)
・Part 6:ミッションステージ(2)※この記事
・Part 7:ミッションステージ(3)
・Part 8:ミッションステージ(4)

ミッションステージ

Taobotics
中国のスーパーマーケット用自律ロボットのメーカーである。ロボットはブランドの店舗内での製品宣伝と販売促進を支援する。ロボティクスの専門家チームを擁するこのスタートアップは、通常の店頭セールスよりも、ロボットを使った方が7倍売上がいいと述べている。Taoboticsは最近、コカコーラのために1000台のロボットを投入する契約を結んだ。

Releaf
アフリカの食品工場の、効率的な運営を支援するための機械を製造している。スタートアップによれば、食品工場の90%が、原材料を十分に速く前処理することができないため、能力以下で稼働しているという。スタートアップは、彼らのマシンがすぐに費用を回収できること、そしてすでに実用化されていることを述べている。

Synova Life Sciences
患者の脂肪から幹細胞を採取しやすくする医療機器を開発している。同社は、「緩和された衝撃波」を使用するこの装置が現在のソリューションの30倍の速さで脂肪から幹細胞を得ることが可能で、同時に2倍の細胞を生み出すことができることを誇っている。彼らはすでに14人の医師たちと、45の施術を実施している。

Dyneti Technologies
スマートフォンのカメラを用いて50%以上の詐欺を防ぎ、ビジネスのコンバージョン率を5%向上させる、クレジットカードスキャナーSDKを発明した。事業はもとUber従業員の2名によって始められた。そのうちの1名であるJulia Zheng氏は、Account SecurityとUber Eatsのための詐欺分析チームを立ち上げた人物だ。Dynetiのサービスはディープラーニングによって支えられており、あらゆるカードフォーマットに対して機能する。開始から2か月以内に、同社はRappi、Gametimeなどの企業と契約を結んだ。

PreFlight
UIテストを完全に自動化し、企業がQAのための特別な雇用を行う必要性を排除しようとしている。同社のChrome拡張機能は、開発者がユーザーの操作を記録して、堅牢なテストを実行するのに役立つ。ローンチ後わずか2週間で、ユーザーは合計5万5000回ものテストをPreFlightで実施している。

AmpUp
電気自動車(EV)充電のためのAirbnb。AmpUpは、私たちの大多数がEVを運転する世界に備えて、何千ものEV充電装置とドライバーのネットワークを接続するモバイルアプリを運営している。このアプリを使用することでEVオーナーは素早く互換性のある充電装置の場所を特定することができ、逆にEV充電装置のオーナーは自分の設定した価格と時間帯で、充電装置を共有して収入を得ることができる。サービスは現在ベイエリアで提供されている。

Docbot
大腸内視鏡検査手順を改善することができる、胃腸病診療のためのAI対応コンピュータビジョンプラットフォーム。ITシステムと統合して請求書作成や書類作成をより効率的にすることもできるこのサービスは、挿管時間、挿管検査準備時間、および腺腫検出率も追跡してくれる。毎年2000万人の米国人が大腸内視鏡検査を受けているが、医師は大腸がんの原因になりえる大腸ポリープを常に特定できるわけではない。Docbotは大腸ポリープをリアルタイムで検出する。このサービスは現在までに2000回を超える施術で使用されている。

Edyst
インドの大学生を対象とした、就職を目的としたオンラインコーディングブートキャンプ。同社は、コースを卒業した学生ならだれでも、少なくとも5つの就職面接を受けることを保証している。現在は、彼らのコース代は、学生の所属する大学から直接支払われている。共同創業者たちは、このブートキャンプが、最終的にはインドの低レベルの大学に取って代わることができると考えている。

Okteto
Kubernetesのためのアプリケーション開発プラットフォーム。開発者はテストを4倍素早く回すことが可能になる。同社の創業者たちは、Dockerおよびその他のビジネス用のアプリケーションプラットフォームを構築してきた長年の経験を持っている。Oktetoの目標は、Kubernetesを使ったクラウドベースのアプリケーションを開発するための、標準的な方法になることである。

Brew.com
ポッドキャストの収益化問題に取り組む、サブスクリプションベースのポッドキャストアプリ。Brewのユーザーは月5ドルの費用を支払う。クリエイターたちは1回聞かれるたびにコンテンツに対する報酬を得ることができる。このスタートアップは先週、8人のクリエイターの独占コンテンツを揃えて開始されたばかりである。クリエイターに含まれるのは、それぞれYouTube上に数百万人のフォロワーを誇る、YouTuberのBoogie2988氏やJackVale氏たちなどだ。Brewは現在200人のクリエイターを、待機リストに載せている。私たちは以前、TechCrunchでBrewをカバーしている。

Sapling Intelligence
企業向けGrammarlyになることを狙っている。同社のディープラーニングライティングアシスタントは、企業のメッセージが一定のトーンに収まるように助ける。メッセージのトーンは異なる受け手ごとに調整することが可能だ。彼らの製品は、ZendeskやSalesforceのような製品の上に置かれるブラウザ拡張である。

[原文へ]

(翻訳:sako)

←前の記事へ次の記事へ→