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10年後にはドライバー24万人不足、トラックの長時間待機問題の解決を目指す「トラック簿」がローンチ

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日本GLPのグループ企業で、物流系のソリューションを開発・展開するモノフルは4月10日、物流施設や工場などにおける「トラックの長時間待機問題」の解消を目指し、新サービス「トラック簿」の提供を開始した。

国土交通省が2018年2月に公表した「荷待ち時間調査の結果」を見ても、やはり多くのドライバーが長い時間、待機している状況だというのがわかる。

2027には日本において24万人のドライバーが不足すると言われている中、ドライバーたちが長時間、待機しているだけの状況にいるというのは非常にもったいないと言えるだろう。

同サービスの意図は「倉庫のバース運用の最適化」。バースは、トラックに荷物を積んだり降ろす際などに使用されるスペースのことだ。

トラックの長時間待機問題は、このバースを利用する車両が特定の時間に集中したり、荷受け側、例えば、物流施設や工場が、事前準備を十分に行えなかったりすることが大きな要因となり引き起こされていると考えられている。

そこで、「トラックの流れをよりスムーズ」にするべく誕生したのが、このトラック簿だ。バースの状況をデータ化し、作業の効率をアップすることで、トラックの待ち時間が削減できる「トラック受付・予約」のサービスとなっている。

同サービスには「受付/バース割当」「簡単呼び出し」「実績管理/データ分析」「バース予約」の4つのメイン機能がある。

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類似サービスにはHacobuの「MOVO」やプロロジスの「スマートバースシステム」などが存在し、少し検索しただけでも色々と出てくる。そんな中、モノフルはトラック簿の他サービスとの「差別化ポイント」として「コスト優位性」を挙げている。

フリープランの基本料金は無料。連絡手段としてLINEを利用することができ、ドライバーとLINEでつながれば、予約確定や呼出も全て無料となる。

また、モノフルは同日、昨年に資本業務提携を発表したスマートドライブのクラウド車両管理サービス「SmartDrive Fleet」との連携により、予約したトラックの自動受付および自動遅延通知が可能になると併せて発表している。

さらに今後、フューチャースタンダードが提供する映像解析AIプラットフォーム「SCORER」を活用することで、「バースに設置したカメラでトラックの接車時間を自動測定し、リアルタイムで満・空状況を把握する」機能を開発、提供する予定だ。

モノフルにとって、トラック簿は、同社が目指す「輸配送プラットフォーム」の第一弾。今後も様々な発表が期待されている。