LightCycle
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私のデスクには不釣り合いな600ドルのDyson Lightcycleタスクライト

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珍しくもないだろうが、私のデスクはたしかIKEAで購入したものだ。これが私の生活の中心となっている。わざわざ言うほどのことでもないが、デスクの上には食べ残しのクラッカー、メモリカード、モレスキンの手帳、それに数えきれないほどのコーヒーカップが載っている。私は、それほど無精者だとは思っていないが、私はここに住んでいるのだ。そのわりには、デスクの上は片付いているほうだと思う。

Dyson(ダイソン)が、レビュー用として、私に新製品のタスクライトを送ってよこした。すると、私のデスクの上は、急に散らかっているように見えてきた。ライトを組み立てた後、私は周囲を見渡して、自分の人生について見つめ直し、これまでの選択を振り返ってみた。このデスクの上に、こんなに素晴らしいものを置くのなら、もっときれいなスペースを用意しなければならない。そして私は机の上を片付けた。

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レビュー開始

Dyson Lightcycleは、まあ言ってみれば一種のライトだ。部屋を明るくする。しかしダイソン製だけあって、オーバースペックで値段も高い。Lightcycleの価格は600ドル(日本では6万9120円)だ。私は、その価格を正当化するつもりはない。できないのだ。この製品の価格は、その実用性から考えれば何倍にも感じられる。

最初に良い点から

このライトは使える。ボタンを押せば点灯する。上部に触れて指をスライドさせると、明るさと色温度を調整できる。

このライトは、常軌を逸するほどの注意深さで、ディテールにこだわって設計されている。まず完全にバランスが取れている。釣り合い重りの働きにより、ライトは柱に沿って非常にスムーズに上下させることができる。それと同様に、3つの大きなホイールに支えられたアームも、軽い力で前後にスライドする。このようになめらかな動きが、ワイヤーによって実現されているようにはまったく見えない。ワイヤーは完全に本体の中に隠されているからだ。

Dysonのタスクライトは美しい。このライトを見ていると、その巧みな構造に感心しないわけにはいかない。このデザインによって実現される機能は、私のデスクにもぴったりだ。このライトを作業スペースの中央に置くと、長いアームのおかげで、必要なところにはどこにでも光が届く。

光の色温度を調整できるので、どのような状況にでも対応できる。本体の上面には、2本のタッチセンサーのバーがある。このバーの上で指をスライドさせるだけで、明るさを調整したり、色温度を変更したりすることができるのだ。ダイソンは、色温度の調整機能のレベルを次のステージまで高めた。タスクライトは、Bluetoothによってスマホのアプリに接続できる。そうすると、ユーザーのいる地球上の位置に応じて、光の色温度が自動調整される。これは実に巧妙な機能で、精神、身体の両面で、さまざまなメリットがあると言われている。

ダイソンによれば、ヒートパイプを利用した冷却システムのおかげで、このランプのLEDユニットの寿命は60年に達するという。LEDによって発生した熱をユニットから取り除くことにより、可能な限り最長の寿命を実現できたとしている。

そして良くない点

このライトは、600ドル(日本では6万9120円)もする。かなり強気の価格設定だ。市場にはシンプルなタスクランプがいくらでもある。もちろん、Dyson Lightcycleの機能をすべてを備えるようなものはないが、そのすべての機能を必要とする人がどれだけいるのか、という疑問もある。

Lightcycleによって生み出される光は常に適切だ。光の強さは調整可能であり、スーパーチャージモードを使えば、強さを最大の11に設定することさえできる。ただしその機能は、スマホアプリを使わなければ利用できない。私に言わせれば、ライトを明るくしたいときは、すぐに明るくする必要があるのであって、アプリを使って30秒後に明るくできるのでは間に合わないのだ。

Lightcycleの最大のウリは、色温度の自動調整機能だ。これはなかなか優れていて、この機能を使うと、確かに私の目の調子もいいようだ。とはいえ、Lightcycleよりはるかに安くても、理想的な色温度を実現できる製品が、市場にはたくさん出回っているのは確かだ。そうした製品を使ってみれば分かるが、特に冬の間、かなり優れた使い心地を発揮してくれる。

結論

私は、個人がライトに600ドルも出費することを勧めることはできない。その上で言えば、Dyson Lightcycleは持つことの喜びが感じられる製品であり、一生涯、宣伝文句に違わない働きをしてくれるはずだ。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)