2倍高速な新iPod touch登場、Apple A10 Fusion搭載で価格は2万円前半から

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アップルは5月28日、約4年ぶりとなるiPod touchの新モデルを発表した。オンラインでは本日から購入可能で、アップル直営店などの店頭に並ぶのは今週後半となる。2015年に発売されたモデルが第6世代だったので、今回の新モデルは第7世代となる。

内蔵ストレージの容量が異なる32/128/256GBの3モデルが用意され、税別価格はそれぞれ2万1800円、3万2800円、4万3800円。本体色は、スペースグレイ、ホワイト、ゴールド、ブルー、ピンク、(PRODUCT)REDの6色。

旧モデルは、16/32/64/128GBの4モデルで税別価格はそれぞれ2万4800円、2万9800円、3万6800円、4万8800円だったので、同じストレージ容量のモデルを比較すると、32GBモデルは8000円、128GBモデルは1万6000円の値下げとなっている。

新モデルは、解像度1136×640ピクセルの4インチのIPS液晶ディスプレイを搭載し、幅58.6×高さ123.4×厚さ6.1mm、重さは88g。本体には、35mmのイヤフォンジャックとホームボタン、音量調整ボタン、電源ボタン、マイクロフォン、スピーカーを備える。なお、ホームボタンは指紋認証のTouch ID、前面のカメラは顔認証のFace IDには対応していないため、ロック解除にはパスコード、App Storeからのアプリのダウンロードにはパスワード入力が必要だ。

液晶面には120万画素のFaceTime HDカメラ、背面には800万画素のカメラを搭載する。背面カメラでは、一般的な画像フォーマットであるJPEGのほか、高画質かつ高圧縮率でファイル容量を抑えられるHEIFに対応する。動画フォーマットについても従来のH.264、高圧縮率のHEVCの両方を利用できる。内蔵バッテリーはフル充電状態で音楽なら最大40時間、動画なら最大8時間の連続再生が可能だ。

iOS 12を搭載しているので、最大32人での同時ビデオ通話が可能なグループFaceTime、iPod touchの使用時間を記録・分析してくれるスクリーンタイムなどの機能も利用できる。もちろん、Bluetooth経由でアップル純正のワイヤレスイヤフォンであるAirPodsも使える。

心臓部のSoCは、Apple A10 Fusion。これは2016年に発売されたiPhone 7シリーズに搭載されていたSoCで、最新のA12 Bionicに比べると2世代古いものだが、従来の第6世代iPod touchのApple A8に比べると2世代新しく、アップルによると2倍の処理速度とのこと。

描画性能は3倍に向上しており、ゲームをより快適にプレイできるという。もちろん、今秋に始まるゲームのサブスクリプションサービス「Apple Arcade」に対応する。Apple Arcadeは、100本以上の新作ゲームが独占配信される定額サービスだ。

さらにA10 Fusionを搭載したことでARゲームも楽しめるようになっている。

アップルは6月3日から開発者向けのイベントであるWWDC19を開催する。このイベントでは、iOS、macOS、watchOS、tvOSの新バージョンの存在が公になるのが恒例。このタイミングで4年ぶりの新モデルを投入したということは、第7世代のiPod touchが次期iOSに対応することは確実だろう。