PayPayが7月のスーパーマーケット20%還元へ進撃開始、コープさっぽろで利用可能に

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ソフトバンクグループでコード決済サービスを提供しているPayPayは6月14日、北海道・札幌を拠点とするスーパーマーケット「コープさっぽろ」で、7月22日からPayPayが順次利用可能になることを発表した。

7月22日から使えるのは、新はっさむ、元町、ステイ、しがイースト、いしかわ、きよみ、さつない、忠和、貝塚の9店舗。8月1日からは、コープさっぽろの全108店舗で利用可能になる。PayPayによると、大学生協を除く生活協同組合にPayPayが導入されるのは今回が初とのこと。

決済方法は、ユーザーがPayPayアプリに表示させたバーコードを店舗側レジのハンディスキャナで読み取る「ストアスキャン」方式だ。

PayPayでは、特定業態で決済金額の20%を還元する月替わりのキャンペーン「ワクワクペイペイ」を展開中で、7月は飲食店とスーパーマーケットが対象。具体的には、ソフトバンクもしくはワイモバイル回線を契約しているか、Yahoo!プレミアム会員の利用者がPayPay残高を使って決済すると、20%の還元が受けられるという内容。

さらに、最大で1000円相当のPayPayボーナスが戻ってくる「PayPayチャンス」もある。こちらも前述のソフトバンク系のサービスに入っていれば、通常は20回に1回の当選確率が10回に1回となり当たりやすくなる。今回のコープさっぽろはこのキャンペーンを見据えて両社で合意に達したものと考えられる。

飲食店については、ワタミやモンテローザ、三光マーケティングフーズといった大手チェーンには対応済み。キャナルシティ博多など大型ショッピングモールでの導入も進んでいる。個人店舗でも、決済手数料が当面無料のユーザースキャン方式に対応する店舗が増えてきた。

しかし、PayPayの新規利用を促し、熾烈を極めるコード決済バトルを勝ち抜くには、ライフラインの1つと言える普段使いの最寄りスーパーマーケットの攻略がキモになる。こちらについてもPayPayは抜かりなく、首都圏ではOKストアやロピア、フードマーケット マムなどで利用可能だ。そして「近日対応予定」としては、現在首都圏中心の32店舗に留まっている小売業で国内最強のイオンのロゴマークも見える。そして、養老乃瀧も。

PayPayは、今回のコープさっぽろを皮切りに各地方で勢力を維持しているスーパーマーケットへの攻略を進めるつもりだろう。近い将来、最寄りのスーパーでPayPayなどのコード決済が普段使いになると、与信が必要でシニア層にはなかなか広がらないクレジットカードに変わるキャッシュレスの決済手段として有望だ。店舗側も、手数料が3〜4%と高いクレジットカードよりも、手数料が1%程度もしくは期間限定で無料のコード決済のほうが導入しやすいうえ、店舗限定の還元セールといった独自経済圏も作りやすくなる。

消費税が10%に上がる10月以降は政府主導のキャッシュレス決済での還元が始まるため、それまでは各社ともさまざまな施策を打ち出してくることは確実。我々ユーザーは、各社の戦いを楽しみながらメインで使うコード決済を見極めていきたいところだ。