IPOを控えるフードデリバリーのPostmates、取締役にGoogleの財務トップが就任

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米国時間6月28日、PostmatesGoogleの財務担当副社長であるKristin Reinke(クリスティン・ラインケ)氏が社外取締役に就任したことを発表した。Postmatesはオンデマンドのフードデリバリーを手がけるサンフランシスコのスタートアップで、この人事は新規株式公開に向けた準備とみられる。

ラインケ氏はOracleに8年間勤務した後の2005年にGoogleに入社した。連邦準備銀行のサンフランシスコの経済諮問委員も務めている。同氏のスキルセットはPostmatesの新規株式公開に寄与することだろう。

今年はじめ、PostmatesはプレIPO資金調達で1億ドル(約110億円)を集めた。企業評価額は18.5億ドル(約2000億円)だった。同社は、Tiger Global、BlackRock、Spark Capital、Uncork Capital、Founders Fund、Slow Venturesなどの支援を受けている。Spark CapitalのNabeel Hyatt(ナビール・ハイアット)氏は、米国時間6月28日にこの人事のニュースをツイートした。

ラインケ氏は次のように語っている。「Postmatesは急成長するオンデマンドデリバリーの分野においてイノベーションとルートの効率化に力を注ぎ、マーケットリーダーとしての地位を確立した。同社には高い実行力、急速な成長、財政規律があり、米国全体で成長し続けている市場で有利な立場にある。私は取締役として加わることをうれしく思っている」。

Postmatesはこのところ経営陣を強化している。最近では元アップル社員で作家のKen Kocienda(ケン・コシエンダ)氏を、Postmates Xの主任ソフトウェアエンジニアに迎えた。Postmates Xチームは、歩道を通ってフードを配送する半自律型ローバーのServeを開発している。

コシエンダ氏は「Creative Selection Apple 創造を生む力」の作者だ。アップルで15年間にわたってヒューマンインターフェイスデザインを担当し、初代iPhone、iPad、Apple Watchの開発に携わった。

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(翻訳:Kaori Koyama)