人類を月に送るNASAの巨大な移動式発射台、発射場にて最終テストへ

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NASAは米国人宇宙飛行士を月に届け、また初の米国人女性宇宙飛行士を月面に立たせる、Artemisシリーズの最初のミッション「Artemis 1」の最終準備段階にある。Artemis 1のOrionカプセルを搭載したSpace Launch Systemロケットを打ち上げる全長335フィート(約102m)の移動式発射台は、実際の運用を前にしたテストのために発射場に設置されている。

NASAのArtemis 1ミッションはOrion有人カプセルを宇宙へと打ち上げ、6日間の月周辺飛行を含む3週間を宇宙で過ごす予定だ。カプセルにはすべての生命維持システムが装備されているが、Artemis 1の数年後に実施される有人ミッションのArtemis 2の前にその安全性と効果を証明することを目的としているため、実際には宇宙飛行士は搭乗しない。

Artemis 1はフロリダのケネディ宇宙センターの第39A発射施設から、現時点では2020年6月に打ち上げられる予定だ。発射システムはロケット部品が宇宙センターにて集められ組み立てられる巨大なVehicle Assembly Building(VAB)と、その前の組立段階にて、さまざまなテストが実施されている。しかし最も大事なテストは、実際に打ち上げられる前の発射場での最後のテストとなるだろう。

現時点でのArtemisプログラムの最終目標は、すべてが計画通りに推移すれば2024年に実施されるミッションにて、宇宙飛行士を月面に立たせることだ。それ以降は月面基地の建設を含む、宇宙空間における人類のプレゼンスを確立することにある。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter