Pinterestは新機能を用意して動画投稿の増加を狙う

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PinterestとInstagramは、日ごとますます似たものになっていく。

Pinterestは、株式を公開したすぐ後に、クリエーターやブランドがそのビジュアル検索エンジンに動画を直接アップロードしやすくなるような新機能を実現した。同社によれば、「インスピレーションを刺激するような動画」の検索が、2018年以降31%増加し、「Pinterestのユーザーは、他のメディアプラットフォームと比較して、動画に触発されて行動を起こした、と表明する割合が54%も高い」とのことだ。

そうした状況を受けて、Pinterestは、新たに改良された動画のアップローダーなど、さらにいくつかの新機能を導入している。ビジネスユーザーのプロファイルには動画専用のタブを設け、そのブランドの動画をすべて一箇所で確認できるようにした。またビジネスユーザーは、分析ツールによってトラフィックをより良く理解し、時間の経過とともに変化するパフォーマンスについて考察することが可能となっている。さらに、クリエーターやビジネスユーザーがビデオの投稿を前もってスケジューリングできるよう、「予約投稿ピン」も用意した。

こうした新機能を利用して、本当に実行可能でインスピレーションを刺激するようなハウツービデオやチュートリアルを一般ユーザー向けに投稿するよう、Pinterestは有料ユーザーに促している。Pinterestの動画は、時間が経っても、何度もトップに戻って掲載されるので、Pinterestに直接アップロードされた動画の賞味期間は長く、理屈の上では他のプラットフォームに投稿した場合よりも高いエンゲージメントが得られるはずだと同社は説明している。

さらに同社は、ブランドやビジネスユーザーをサポートすることを意図した新しいツールによって、エンゲージメントを向上させることができ、広告収益も増加すると見込んでいる。

今や上場企業となったPinterestは、身を粉にして自らの仕事に取り組んでいる。Instagramは、かつては単なる写真共有アプリだったが、今ではアプリ内でユーザーが簡単に直接購入できるようになっている。今ではFacebookの子会社となった同社は、今年の初めに「Checkout on Instagram」という機能を導入した。ショッピング可能な投稿の中の商品タグをタップしたユーザーは、アプリを離れずにその商品を購入できるようになったのだ。Pinterestもアプリ内ショッピングを促進する機能を昨年末に導入している。

アプリ内でのショッピングする際の操作を簡略化するため、Pinterestは「プロダクトピン」の背後にあるインフラを作り直した。そこに最新の価格や在庫状況を反映できるようにし、ピンした人を販売店のウェブサイトに誘導するリンクを加えている。また新たに「似たような製品」といったカテゴリを、ファンションや屋内装飾品のピンの中に設置している。

TechCrunchのJosh Constineによると、InstagramはPinterestのようなパブリックコンテンツのキュレーション機能の実現を模索しているところで、それは「コレクションズ」と呼ばれている。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)