Googleのペアレンタルコントロールアプリ、ファミリーリンクがより実用的になった

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GoogleのペアレンタルコントロールソフトであるFamily Link(ファミリーリンク)が米国時間9月18日、久々の強力なアップデートにより、親がデバイスそのものではなくアプリごとにスクリーンタイムを制限したり、必要に応じてスクリーンタイムを前よりも容易に延長できる機能が加わった。これらの機能は今春のデベロッパーカンファレンスGoogle I/O発表され、Family Linkがもっと完全なペアレンタルコントロールとスクリーンタイムの管理のツールになった。

最も単純なスクリーンタイムの管理方法は子供にデバイスを渡さないことだが、それはあまり現実的でない。親としての私たちは、子供に世界を知ってほしいし、またテクノロジーとの健全で中毒性のない関係を築いてほしい。一部のアプリは、その意図的設計により、子供が長時間我を忘れて没入するように作られている。このネット中毒の問題は、大人にもある。

AppleやGoogleなどのプラットホームメーカーは長年、ユーザーのアプリ中毒に揃って手を貸してきた。彼らはサードパーティのデベロッパーの成功と、それによって得られるお金を歓迎した。彼らに人気のデバイスがジャンクフードのデジタル版だと見られるようになり、彼らもそのことを理解するようになったのはごく最近だ。中毒は激化する傾向がある。でも健康に悪いことは確かだから、制限すべきだ。またもちろん、それは仕事の邪魔にもなる。そこで最近では、スクリーンタイムの管理とデジタルの健康と幸福(Well-Being)という考え方が生まれてきた。

Family Linkも完全なシステムではないが、Android 10以上では最初から組み込まれるうになった。Androidのそれ以前のバージョンなら、単独のアプリとしてGoogle Playからダウンロードできる。

family link

これまでは、デバイスの「ベッドタイム」を設定したり、アプリごとのアクティビティを調べたり、1日の制限時間を設けたり、デバイスの位置を地図上で見てFamily Linkからベルを鳴らしたりはできた。一方で悔しいほど欠けていたのは、子供のスクリーンタイムをもっと細かく定義する方法だ。

現在、教育的なアプリもたくさんある。フラッシュカードもあれば学習案内があり、Kindleの本もある。でもこれまでの大まかで画一的なスクリーンタイムでは、子供がそんな教育アプリからも締め出されることがある。私自身も親だが、子供を完全にスマートフォンから(電話機能以外は)締め出してしまうFamili Linkの1日単位の制限にはためらいを覚える。例えば私への連絡の常套手段であるSMSを制限時間内には使えない。それでは困る。

しかし今回からはアプリ単位の制限となり、個々のアプリの使ってもいい時間を指定できる。子供からの私へのメッセージが不能にされることはない。

逆に、TikTokやYouTubeやモバイルゲームなどは、1週間の許容時間を厳しく設定できる。それに家事のお手伝いが子供のスクリーンタイムにぶつかることはないし、逆にのめり込みがちなお気に入りアプリのRobloxなどの時間は家のお手伝いに当てたい。

しかし、アプリごとの設定は親の手作業が多くなる。私は細かい設定が好きだから気にならないが、「モバイルゲーム」などのカテゴリーごとに設定したい親も多いだろう。今後のアップデートでは、ぜひそれを実現してほしい。

bonus time

今回のアップデートでは、「ボーナスタイム」を指定できる。スクリーンタイムの1回限りの延長だ。

例えば、子供が何かをやってる途中にスクリーンタイムが時間切れになりそうであと数分欲しいというときには、スクリーンタイムの設定を変更しなくても時間を延ばせる。スクリーンタイムの時間切れは、あと15分、5分、1分で警告が鳴るから子供はそれを聞いて親に延長を頼めばいい。

これらのアップデートは本日から、AndroidやiOSのどの機種でもFamily Link(ファミリーリンク)サービスで利用できる。親は自分のAndroidまたはiOSデバイスで設定でき、子供はAndroidまたはChromeデバイスを使える(9月19日現在、日本語版はまだアップデートされていないようだ)。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa