SpaceXの軌道宇宙船Starshipのプロトタイプがお披露目イベントに備えて合体

次の記事

LogitechがゲームストリーミングツールのStreamlabsを約100億円で買収

SpaceXは、Starship軌道スケール宇宙船のプロトタイプの下半分と上半分の合体作業を完了した。テキサス州ボカチカで製造中のものだ。この銀色に光り輝く宇宙船は「Mk 1」プロトタイプで、高高度テストに使用する。最終的に量産バージョンも駆動することになる、3つのRaptorエンジンがテストに使われる。米国時間9月27日、底部と上部が結合された。翌9月28日には、 SpaceX CEO、イーロン・マスク(Elon Musk)氏が、Starshipプログラムの現在までの進捗状況と、次のステップについて説明することになっている。

このプロトタイプは、すでに宇宙船のコンセプトモデルのCGとして発表されたものとは、微妙に異なった設計となっている。宇宙船の底部に2枚、頭部近くにも2枚のフィンが付けられているのだ。これらのフィンは、飛行中の操縦を容易にするためのもの。特に、ミッションを終えて、地球に戻る際の降下中の制御に有効だ。Starshipは、完全にリユース可能な宇宙船となることを意図している。この再利用可能性は、貨物を宇宙に送り出すためのSuper Heavy(スーパーヘビー)ブースターの再利用可能性と並んで、SpaceXの目標にとって非常に重要な要素だ。その目標とは、最終的に人類を複数の惑星に移住させること。さしあたって、これも十分野心的な短期的目標としては、人間を火星に定住させるというものがある。

マスク氏は、Starshiop Mk1プロトタイプに装着される、3つのRaptorエンジンの写真も公開した。Starshipが最初に飛行した際のプロトタイプは、デモとテストのためのスケールダウンした機体で、「Starhopper(スターホッパー)」というコードネームが付けられていた。Raptorエンジンは1機だけを装備し、予定通り約500フィート(152.4m)の高度に達した。今回のMk1のテストでは、高度6万3000フィート(約19.2km)まで到達することを目指している。これはマスク氏が、今年中に達成するとしていた目標だ。

米国時間9月28日には、Starshipプログラムの今後の予定についても、詳しいことが分かるはず。TechCrunchでは、テキサス州からライブでアップデートする予定だ。

原文へ

(翻訳:Fumihiko Shibata)