グーグルはG Suite責任者に元マイクロソフトのバイスプレジデントを指名

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Google(グーグル)はGmailやHangouts、Google Drive、Docs、Sheetsといったビジネスツールを含む、プロダクティビティと共同作業のためのバンドルことG Suiteの責任者として、Microsoft(マイクロソフト)のCortana(コルタナ)部門とOutlook部門のバイスプレジデントを務めたJavier Soltero(ハビエル・ソルテロ)氏を迎えた。

ソルテロ氏は米国時間10月21日に、「チームと協力して、世界中の人々の生活に大きな影響を与える製品を開発することは、本当に光栄だ」とツイートした。

ソルテロ氏は、5年前にMicrosoftがモバイルメールアプリケーションのAcompliを2億ドル(約220億円)で買収した後に移籍し、昨年末まで同社に在籍していた。彼のLinkedInのプロフィールは現在、2019年10月からG Suiteのバイスプレジデントに就任していると記載されている。

CNBCがGoogleからのメールとして報じた内容によると、ソルテロ氏はGoogle CloudでCEOを務めるThomas Kurian(トーマス・キュリアン)氏(Dianne Green:ダイアン・グリーン氏が昨年辞任し後任となった人物)の直属となる。

現在は広告&コマース担当シニアバイスプレジデントを務めるPrabhakar Raghavan(プラバカール・ラガヴァン)氏が、以前はプロダクティビティのバンドルを担当し、Google AppsとGoogle Cloud担当バイスプレジデントを務めていた。しかし、Googleは今回G Suite専用のバイスプレジデントの地位を用意した。おそらくは、ソルテロ氏を次の大きな業界の動きに呼び込み、マイクロソフトと直接競合することになるだろう。

この動きは、マイクロソフトがユーザーを製品の単体購入からOffice 365のようなサブスクリプションベースのクラウド版に移行させようとしていることに呼応し、同社への対抗を意図しているようだ。

今年の夏、GoogleでCEOを務めるSundar Pichai(サンダー・ピチャイ)氏はクラウド事業部門の年間収益予想が80億ドル(約8700億円)で、2018年初めの40億ドル(約4300億円)から上昇したと発表した。しかし、マイクロソフトのAzureクラウドには遅れをとっている。

ピチャイ氏は、Googleが今後数年間でクラウド製品の販売規模を3倍にする計画だと付け加えた。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter