Moonはブラウザ拡張機能でAmazonでのビットコイン支払いを実現

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3人で立ち上げたスタートアップのMoonは、Lightning Networkを使用したBitcoin(ビットコイン)、あるいはLitecoinやEther(Ethereum、イーサリアム)によってAmazon(アマゾン)で商品の支払いができる機能を提供する。同社は、Google ChromeやBrave、Opera向けのブラウザ拡張機能をリリースした。

一部のEコマース小売業者では暗号通貨での支払いが可能だが、Amazonは暗号通貨を受け入れていない。一方、Moonは暗号通貨を使って支払いたいユーザーの期待に応えることができる。

ブラウザ拡張機能をインストールすると、MoonはユーザーがAmazonの支払いページにいることを自動的に認識し、独自の支払いウィジェットを挿入する。そして取り引きの前に暗号通貨でいくら支払うかを確認できる。

現在、Moonでは2つの方法で支払いができる。まず、Lightning Network上で動作するBitcoinウォレットで支払いができる。通常のビットコイン取り引きは、ブロックチェーンで確認するのに数分かかることがあるが、Lightning Networkを使用するとLightningノード間で支払いチャネルを開き、高速処理を実行できる。

Moonでは、Coinbaseのアカウントの仮想通貨残高で支払うこともできる。つまり、CoinbaseのアカウントにBitcoin、Litecoin、Etherなどを保持していれば、CoinbaseのAPIを利用して数秒で支払うことも可能だ。

今回の技術では、MoonはAmazonにて前払い価格を使っている。Moonで支払いをすると、このサービスは自動的に暗号通貨を変換し、Amazonのアカウントに入金してその残高で支払う。Moonからの追加手数料はかからない。

Moonは将来的に米国とカナダ以外にもサービスを拡大し、ヨーロッパでもこのブラウザ拡張機能を展開する予定だ。同様に、Moonは他のEコマースサイトにも進出したいと考えている。なお、MoonはEntrepreneurs Roundtable Acceleratorに参加している。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter