Amazonの店内荷受けサービス「Counter」が全米数千店に拡大

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Amazon(アマゾン)の店内荷受けサービスAmazon Counter(アマゾン・カウンター)はこの夏、米国のドラッグストア大手であるRite Aid(ライト・エイド)の100の店舗でスタートした。それが今や拡張路線に入った。米国時間10月24日に同社は、GNC、Health Mart(ヘルス・マート)、Stage Stores(ステージ・ストーリーズ)などをパートナーに加えて数千店に広げると発表した。

GNCは健康と栄養で知られているドラッグストアチェーンで商品はAmazonでも売っている。Health Martは個人薬局のネットワークだ。Stage Storesは、ディスカウントストアのGordmans(ゴードマンズ)やBealls(ビールス)、Goody’s(グッディーズ)、Palais Royal(パレ・ロワイヤル)、Peebles、デパートメントストアのStage(ステージ)などを傘下に収めている。

Amazon Counterは、目下成長中のAmazon Hubネットワークの一部だ。それは荷受け店舗のほかにLockers(ロッカーズ)と呼ばれる何千もの荷受けポイントも含んでいる。このシステムは、留守が多い、場所が安全でないなどの理由で家への配達が好ましくない顧客に喜ばれている。

Amazonの特殊な配達サービスはAmazon CounterやAmazon Lockersのほかにもいろいろある。Key by Amazonは家や車へのキーレスエントリー、Amazon Dayは指定日配達だ。Amazon Counterは、お店の商売の邪魔にならないよう注意が払われている。顧客はバーコードを店員に見せるだけで荷物を受け取れる。

これまでAmazonのネット販売にやられっぱなしだった小売企業が、こうやってAmazonとパートナーするのは驚きかもしれない。でも結局のところ、Amazonはオフラインのトラフィックにも貢献できるのだ。

例えば、デパートチェーンのKohl’s(コールズ)は、Amazonとのパートナーシップの最初の試行で売り上げが増えたため、Amazonの返品を受け付けるというサービスを全店舗1150店に広げた経営不振だったStein Mart(ステイン・マート)も、最近では200店にAmazon Lockersを導入して店舗の活性化を狙っている。Amazon Counterの今度のパートナーも、同じメリットを享受できるだろう。

Amazon HubのワールドワイドディレクターであるPatrick Supanc(パトリック・スパンク)氏は「Counterは今年始めに導入以来、顧客とパートナーの両方に大受けしている。荷受け場所(ピックアップポイント)のネットワークで顧客の受け取りが早くなるうえ自由度がある。そして便利になっている。一方パートナーは、店内にCounterがあることで生まれる強力なエンゲージメントとお客の増加を喜んでいる」と語る。

Amazonは公式にコメントしていないが、ここで言っておくとCounterのパートナーの一部は薬局の実店舗だ。Amazonはすでにオンラインの薬局であるPillPack(ピルパック)を買収しヘルスケアのジョイントベンチャーをBerkshire Hathaway(バークシャー・ハサウェイ)やJP Morgan(JPモルガン)と組んで立ち上げた。Amazonは今後、薬に深入りするつもりだ。今回、薬局の小売店とパートナーしたことも、それを助けるだろう。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa