アドビが約束通りiPad向けPhotoshopをリリース、月額1080円で利用可能

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Adobe(アドビ)がiPad向けPhotoshopをリリースした。人気のプロフェッショナル用写真編集ソフトウェアをApple(アップル)のタブレットに持ってくることを、アドビは昨年10月に発表していた。その際、アプリを2019年に立ち上げると明言していて、今日のリリースはスケジュールどおりのものだ。iPad向けのPhotoshopは無料でダウンロードでき、30日の無料トライアルが用意されている。トライアル以降はアプリを利用するのにアプリ内購入で月9.99ドル(1080円)かかる。あるいはAdobe Creative Cloudのサブスクリプションの一部として利用できる。

アドビが当初から言っているように、iPad向けPhotoshopの初期バージョンはデスクトップの編集ソフトウェアと同じ機能が搭載されているわけではない。しかし「iPad Proと最近のiPadモデル用のApple Pencilをサポートし、PSDファイルの編集もできる。初期バージョンではタッチとApple Pencilによる入力が利用できる機能にフォーカスした」とアドビは説明している。その機能には「合成やレタッチのツール」がある。また、ブラシやマスクキング、スマートセレクションなども今後加わる。

便利なのは(私はそれほどこのソフトウェアを使ってはいないが)、スポット修復やコピースタンプなどの機能だ。コピースタンプはその場で編集に磨きをかけるのにかなり便利だ。まだデスクトップと同様のことはできなくても、iPadでのLightroom取り込みはおそらく持ち運びやすさを最大限生かしたいプロ向けだ。また、Creative Cloudに保存するPSDはどこからでも編集できる。

現状がどうであれ、AdobeがiPad向けPhotoshopの開発とリリースのスケジュールを守ったのは素晴らしい。iPadはデスクトップやノートブックコンピューターにアクセスできないときのためのバックアップ選択肢、という状態を解消するにはまだなすべきことがあるにしてもだ。

Adobeは今週Adobe MAX 2019カンファレンスを開催していて、今後もたくさんのニュースが発表されるはずだ。TechCrunchでのイベント続報に乞うご期待。

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(翻訳:Mizoguchi)